大和ハウス工業(1925)、4温度帯共同配送システム保有の北陸物流会社・若松梱包グループの株式取得、連結子会社化
大和ハウス工業(1925)は、若松梱包運輸倉庫株式会社、株式会社ジャストロジスティクス、日本物流マネジメント株式会社および若松運輸株式会社(4社を総称して、若松梱包グループ)の株式を取得し、連結子会社化した。
大和ハウス工業は、物流施設を3,000棟以上開発してきた。2002年以降は、設計・施工にとどまらず、物流最適地の提案から維持管理に至るまで、顧客の事業スキームにあわせた専用の物流施設をコーディネートする物流不動産ソリューションを展開している。現在、大和物流株式会社を中心に建材やアパレルECに特化した物流サービスの提供を行っている。
若松梱包グループは、冷凍・冷蔵・定温・常温の4温度帯共同配送システムを有する北陸地域でトップクラスの物流会社。低温物流に高いノウハウを有するとともに、コア事業である共同配送分野における先駆者として、北陸3県内だけではなく東海3県にも領域を拡大している。
本件M&Aにより、大和ハウス工業は、若松梱包グループの持つ低温物流ノウハウを活用することで、大和ハウスグループの物流事業領域を拡大させるとともに、若松梱包グループが先駆けて実施している食品の共同配送においても、さらに高度化した配送システムの構築を図る。両社の物流それぞれの強みを共有し、シナジーを生み出すことで、企業価値のさらなる拡大を目指す。