三井松島ホールディングス(1518)、大手シュレッダーメーカー明光商会を子会社化
三井松島ホールディングス(1518)は、株式会社明光商会(東京都中央区)の発行済株式のうち99.79%を取得し、明光商会を子会社化することを決定した。
取得価額は6,486百万円。
なお、株式譲渡契約書締結後、明光商会は2,000株を1株とする株式併合を行い、本件株式譲渡時には併合後の株式の譲受が行われる。これにより、株式併合後の三井松島HDの議決権所有割合は100%となる。
三井松島HDグループは、石炭生産・石炭販売を中心としたエネルギー事業を展開している。事業環境の変化に対応し、石炭相場や為替変動等の影響を受けにくい事業分野への進出を重要課題に位置付け、2012年以降で4社の新規M&A投資を実施するとともに、進行中の中期経営計画のもと、事業ポートフォリオの組替えや新たな収益基盤の確立に取り組んでいる。
明光商会は、シュレッダーを中心とする事務用設備の製造・販売・保守を行う。国内シュレッダー業界において圧倒的なシェアを持ち、地位を確立している。
本件M&Aにより、三井松島HDグループは、個人情報保護や情報セキュリティに関する意識の高まりという事業環境を下支えに、明光商会の持つ、盤石な顧客基盤、日本全国をカバーする直販体制及び保守網、商品開発力を活用することで、グループの企業価値向上を図る。
●今後のスケジュール
株式譲渡予定日 2019年4月26日