丸井グループ(8252)、カスタムオーダーアパレルブランド「FABRIC TOKYO」と資本業務提携
丸井グループ(8252)は、株式会社FABRIC TOKYO(東京都渋谷区)へ出資を行い、資本業務提携契約を締結した。
丸井グループは、2015年3月期から2019年3月期にかけて、百貨店型からSC型へと事業モデルの転換を進めてきた。今後は、新たな店舗戦略としてD2C(ダイレクトトゥコンシューマー)やシェアリング、サブスクリプションなどのデジタル・ネイティブ・ブランドで構成された「デジタル・ネイティブ・ストア」の実現を掲げている。
FABRIC TOKYOは、オーダーメイドのビジネスウェアを適正価格で提供するD2Cブランド「FABRIC TOKYO」を運営している。20~30代の支持を集めている。
本提携により、丸井グループは、グループ内の店舗である「マルイ」や「モディ」への「FABRIC TOKYO」の出店拡大を進めるとともに、自社グループが発行するクレジットカード「エポスカード」の約690万人におよぶ会員の送客を通じた新規顧客獲得の支援、また提携カードの発行などを進めることで、「デジタル・ネイティブ・ストア」戦略の実現を目指す。