アルプス物流(9055)、中国子会社の泰達アルプス物流が兆普電子の全株式を取得
アルプス物流(9055)は、中国子会社である泰達アルプス物流(上海)有限公司(泰達アルプス物流)が、兆普電子(上海)有限公司(兆普電子)の全株式を取得し、アルプス物流グループの完全子会社化を決定した。
取得価額は1,333百万円。
アルプス物流グループは、国内外の顧客に対して電子部品を主要貨物とした運送・保管・フォワーディング等のサービスを一貫して提供する総合物流サービス事業及び、包装資材・成形材料・電子デバイスの仕入販売事業を展開している。
泰達アルプス物流は、中国の上海・松江区に拠点を置き、アルプス物流グループ各社と連携して物流サービスを提供している。
兆普電子は、台湾系 SIMPLO(新普)グループであるSMP Holdings International Incorporated社からの100%出資により2001年に設立され、松江総合保税地域に位置する。現在、生産活動を停止しているが、建物は所有している。
本件M&Aにより、アルプス物流は、兆普電子の建物を取得することで、松江総合保税地域における物流サービスの基盤強化と事業の効率化を図る。
●今後のスケジュール
契約締結日 2019年5月27日