エムアップ(3661)の電子チケットサービス提供子会社、イープラスに第三者増資割当、資本業務提携
エムアップ(3661)の連結子会社である株式会社エンターテイメント・ミュージック・チケットガード(東京都渋谷区)は、株式会社イープラス(東京都渋谷区)との間で、イープラスを割当先とする第三者割当増資を実施し、資本提携を行うことを決定した。
調達資金額は169百万円。増資後、エンターテイメント・ミュージック・チケットガードに対するイープラスの出資比率は35.7%となる。
エンターテイメント・ミュージック・ガードは、音楽イベントやプロ野球やBリーグといったスポーツイベントからレジャー施設に至るまで、幅広く電子チケットサービスを提供しており、業界内でも有数の規模を持つ。また、独自のチケットトレード機能を開発し、サービス提供しているほか、周辺の事業領域の拡大にも取り組んでいる。
イープラスは、チケットプレイガイド会社として業界トップクラスの地位を確立している。チケット販売システムの提供やアプリ型電子チケットの自社開発するなどITを活用したサービス開発を強みとする。
チケット不正転売禁止法の制定を受け、転売の防止対策が可能な電子チケットの需要は、より一層の高まりが予想される。
本提携により、エンターテイメント・ミュージック・ガードおよびイープラスは、転売防止の対策を行うだけでなく、ライブやイベントへ行けなくなった人が、両社のサービス間において、安心安全に他者にチケットを譲渡できる仕組みの提供を開始する。
●今後のスケジュール
第三者割当増資の払込期日 2019年6月21日