日信工業(7230)、ブレーキシステム開発、製造の米国関連会社・VNBA社の保有全株式を合弁相手へ譲渡
日信工業(7230)は、持分法適用関連会社であるVeoneer Nissin Brake Systems America LLC(米国・オハイオ州、VNBA社)に関する保有全株式49%をVeoneer,Inc.(Veoneer)の完全子会社Veoneer US,Inc.(米国・デラウェア州)へ譲渡することを決定し、株式譲渡契約を締結した。
これにより、VNBA社全株式をVeoneer US,Inc.が保有することとなる。
日信工業とVeoneerは、2016年4月よりVNBA社において、四輪車用のブレーキ・コントロール(メカトロ)及びブレーキ・アプライ(バネ上)システム並びにそれらに関する部品の開発、設計、製造、販売について合弁事業(VNBS事業)を行ってきた。
日信工業は、中期経営計画において、四輪ブレーキの収益性の改善とアルミ事業を軸とした北米事業構造改革を掲げている一方、VeoneerはVNBS事業の北米OEM戦略を推進しており、両社の事業戦略の最適化のため、本件に至った。
本件M&Aにより、日信工業は、経営資源の最適化を行うことで、中期経営計画を遂行し、企業価値の最大化を目指す。
●今後のスケジュール
株式譲渡実行日 2019年6月28日