東京海上ホールディングス(8766)および明治安田生命、リンクアンドコミュニケーションの第三者割当増資引き受け、資本業務提携
東京海上ホールディングス(8766)および明治安田生命保険相互会社(東京都千代田区)は、株式会社リンクアンドコミュニケーション(東京都新宿区)と資本業務提携した。
両社は、リンクアンドコミュニケーションが実施する第三者割当増資を一部引き受ける。
リンクアンドコミュニケーションの調達資金の総額は7億5600万円。
東京海上HDは、生命保険や医療保険のサービス提供に留まらず、リスク測定・リスクコントロールといった視点からデジタルを活用したヘルスケアサービスの提供を目指している。足掛かりとして、国内外のグループ会社における健康投資に取り組む予定。
明治安田生命は、2019年4月から、企業・団体向け健康情報活用商品・サービスの提供を行っており、企業・団体の健康経営の取組みを支援している。
リンクアンドコミュニケーションは、健康アプリの企画、開発、運営や、食と健康に関するWEBサイトの企画・開発・運営を行っている。
本提携により、東京海上HDおよび明治安田生命は、健康増進に関するサービスの提供体制を強化していくことにより、企業・団体の健康経営への取組みや、従業員・所属員の健康づくりの支援など、ヘルスケア領域における取組を一層進める。また今後は、ICTやヘルスケアデータを活用した新サービスや商品の研究・開発をリンクアンドコミュニケーションと共同で行う。
リンクアンドコミュニケーションは、リアルの施設と融合したパーソナルなヘルスケアサービスを実現するデジタルヘルスプラットフォームの構築に向けて、AI健康アプリの開発・マーケティングを加速する。