事業承継セミナー

日本紙パルプ商事(8032)、英国の大手紙商RADMS社の株式取得、子会社化

更新日:

日本紙パルプ商事(8032)は、PREMIER PAPER GROUP LIMITED(イギリス、PREMIER社)の全株式を保有するRADMS PAPER LIMITED(RADMS社)の株式60.0%を取得することを決定し、株式譲渡契約書を締結した。
取得価額は約5,000百万円。

なお、日本紙パルプ商事は、本件資本参加から一年後を目途にRADMS社の株式の追加取得を行い、同社を100%子会社化するオプション権を保有している。

日本紙パルプ商事は、中期経営計画において、事業変革および構造転換を進めており、基幹事業である国内卸売に加え、海外卸売、製紙・加工、資源・環境、不動産賃貸の各重点分野で事業の拡充に取り組んでいる。海外卸売については、世界各地域でプレゼンスの高い紙卸売会社のグループ会社化に注力しており、現在21カ国、94拠点の海外拠点を持つ。

PREMIER社は、英国において紙・包装資材を中心とした輸入卸売事業を行っている。英国第二位の売上規模を誇る大手紙商であり、成長マーケットへ注力することで増収増益を維持している。

本件M&Aにより、日本紙パルプ商事は、PREMIER社と自社グループのグローバルネットワークを戦略的に融合させることで、英国における卸売事業の拡大、発展を図る。

総合・その他専門卸業界のM&A・事業承継の動向はこちら

総合・その他専門卸業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、総合・その他専門卸業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

日本紙パルプ商事に関連するM&Aニュース

日本紙パルプ商事、グラフィック用紙販売のフランスInapa Franceを買収

日本紙パルプ商事株式会社(8032)は、InapaFranceS.A.S.(フランス)の発行済み株式の全部を取得し、同社及びその100%子会社のJJLOOSS.A.S.(フランス)を完全子会社化することを決定した。日本紙パルプ商事は、国内外にて紙や板紙の卸売を行っている。InapaFranceS.A.S.は、グラフィック用紙の販売を行っている。JJLOOSS.A.S.は、サイン&ディスプレイ関連商

日本紙パルプ商事、ドイツ3社から事業譲受け

日本紙パルプ商事株式会社(8032)は、ドイツに100%出資子会社を新たに2社設立するとともに、InapaDeutschlandGmbH(ドイツ・ハンブルグ市)、InapaPackagingGmbH(ドイツ・ハンブルグ市)、InapaComplottGmbH(ドイツ・メットマン市)の事業を譲り受けることを決定した。日本紙パルプ商事は、国内外にて紙や板紙の卸売を行っている。InapaDeutschl

日本紙パルプ商事グループ、マレーシアCompedo Media Sdn Bhd社の株式を取得

日本紙パルプ商事株式会社(8032)の連結子会社であるJapanPulp&Paper(M)SdnBhd(マレーシアクアラルンプール、以下JPPM)はクアラルンプールにてサイン&ディスプレイのメディア・ハードウェアの販売及びテクニカルサービスを行うCompedoMediaSdnBhd社(マレーシアクアラルンプール、以下Compedo)の株式を取得した。JapanPulp&Paper(M)SdnBhd

日本紙パルプ商事、ベトナム子会社の全持分を譲渡へ

日本紙パルプ商事株式会社(8032)は、連結子会社であるJPCORELEX(Vietnam)Co.,Ltd.(ベトナムフンイエン、以下JCV)の出資持分を譲渡する売買契約の締結を決定し、同じく連結子会社のコアレックス三栄株式会社(以下、三栄)の持分と合わせた全出資持分を譲渡することとなった。本持分譲渡により、JCVは日本紙パルプ商事の連結子会社から除外される。日本紙パルプ商事は、紙・板紙とその関連

日本紙パルプ商事、九州地区中心に紙の販売事業等を行う ふちかみの株式取得、子会社化

日本紙パルプ商事株式会社(8032)は、株式会社ふちかみ(鹿児島県鹿児島市)の株式を取得することを決定した。取得割合は、約91%。日本紙パルプ商事は、紙、パルプ、古紙の売買および輸出入、包装材料の売買および輸出入、燃料類の売買および輸出入など展開している。ふちかみは、紙・紙加工品・文房具・事務機器等の販売を行っている。本件M&Aにより、日本紙パルプ商事は、今まで以上に両社の総合力を発揮できる体制を

この記事に関連するタグ

「クロスボーダーM&A・子会社・株式譲渡」に関連するコラム

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

広報室だより
関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

2022年11月下旬に大阪市内で開催された関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip2022」(主催:株式会社ニューズピックス)で、株式会社日本M&Aセンターの渡部恒郎がトークセッションに登壇しました。当日の模様を紹介します。(写真左から)株式会社日本M&Aセンター取締役渡部恒郎氏、株式会社スマートメディア代表取締役成井五久実氏、株式会社USEN-NEXTHOLDINGS執行役員/事業

会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

M&A全般
会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

会社売却とは?会社売却とは、会社の事業や資産を第三者に売却し、対価を受け取るプロセスを指します。近年は、企業規模に関わらず、中小企業の会社売却の件数も増加傾向にあります。中小企業において、会社売却が検討される具体的な場面としては「後継者が身近にいないため、外部に引き継ぎ手を求めるケース」「自社単独での成長に限界を感じ他社と手を組むケース」が考えられます。この記事のポイント中小企業における会社売却で

株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、その特徴から中小企業のM&Aで多く用いられるスキームです。本記事では、株式譲渡の概要、メリットやデメリット、手続き、税金について解説します。株式譲渡とは株式譲渡とは、譲渡企業の株主が保有する株式を他社に売却し、会社の経営権を引き継ぐ手法です。株主は比較的簡便な手続きで対価を受け取ることができ、譲渡企業の法人格は引き続き存続します。譲渡後は、株主構成が変わるだけでなく、会社への影響も比較

社長交代の流れ、必要な手続きを解説

M&A全般
社長交代の流れ、必要な手続きを解説

企業にとって、社長の交代は、経営方針や企業の未来に大きな影響を及ぼす極めて重要なプロセスです。本記事では、代表取締役社長が交代するタイミング、必要な手続きについて概要をご紹介します。※本記事では、「社長=代表取締役」という前提で、社長交代が必要となるケースについて解説します。社長交代のタイミングとは?社長交代のタイミングは企業ごとに異なりますが、一般的には、社長の年齢や健康状態がきっかけとなるケー

「クロスボーダーM&A・子会社・株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2019年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード