富士フイルムホールディングス(4901)、米ゼロックスとの合弁解消 富士ゼロックスを100%子会社化
富士フイルムホールディングス(4901)は、ゼロックスコーポレーション(米国、ゼロックス)と、ゼロックスが保有する富士ゼロックス株式会社(東京都港区)の全株式を取得する契約を締結した。
富士フイルムグループは、画像処理、グラフィック、光学の各技術を持ち合わせ事業展開している。
富士ゼロックスは、富士フイルムHDが75%、ゼロックスが25%を出資するドキュメントソリューションカンパニー。日本を含むアジア・パシフィック市場で事業を展開し、大企業、官公庁等の強固な顧客基盤を有している。
本件により、富士フイルムHDは、自社グループが保有する画像処理技術と、富士ゼロックスの言語処理技術や製品開発能力と製造技術など両社の強みを組み合わせることで、メディカル分野への新たなITソリューション展開など、成長領域での企業価値の最大化と欧米市場を含むワールドワイドでの事業拡大を図る。
●今後のスケジュール
取引完了 2019年11月中