株価算定シミュレーション

大王製紙(3880)、トルコの大手食品・消費財メーカーグループより子会社である衛生用品メーカーの全株式取得、子会社化

更新日:

大王製紙株式会社(3880)は、トルコ共和国の大手食品・消費財メーカーグループであるYıldız Holding A.Ş.(トルコ・イスタンブール、ユルドゥズ社)が保有するÖzen Kişisel Bakım Ürünleri Üretim A.Ş.(トルコ・コジャエリ、ウゼン社)の全株式の取得およびウゼン社の子会社化を決定した。
取得価額は、約30億円。

大王製紙は、総合製紙メーカーとして、衛生用紙などのブランド認知度を強みに、ホーム&パーソナルケア(H&PC)製品の展開を積極的に行い、H&PC事業のグローバルな事業拡大と収益強化等の主要施策を中核に成長戦略に積極的に取り組んでいる。

ユルドゥズ社は、食品、菓子類、日用品の製造販売、流通業を行っている。衛生用品の世界的大手であるESSITY 社が資本参加していたことから、紙おむつ製造に関する技術力を強みとしている。
ウゼン社は、ユルドゥズ社の完全子会社で衛生用品メーカー。イスタンブールに近い好立地に工場を持ち、現在はベビー用紙おむつ、ウエットワイプ、液体石鹸の3つのカテゴリーの生産・販売を行っている。

本件M&Aにより、大王製紙は、トルコにおける事業拠点を確保し、日本及びアジア市場で培った商品開発力・生産技術・営業力を投入して事業基盤を強化・拡大することで、さらなる企業価値向上を図る。

●今後のスケジュール
株式譲渡実行日 2020年4月上旬

紙・パルプ・紙加工品製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

紙・パルプ・紙加工品製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、紙・パルプ・紙加工品製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

大王製紙に関連するM&Aニュース

大王製紙、連結子会社間で吸収合併へ

大王製紙株式会社(3880)は、連結子会社が合併することを決定した。株式会社EBS(東京都中央区)を存続会社、東京紙パルプインターナショナル株式会社(東京都中央区)を消滅会社とする吸収合併方式。大王製紙は、紙・板紙・パルプおよびその副産物、日用品雑貨、機能性フィルム、粘着シートおよび粘着剤等合成樹脂材料の製造加工・販売などを行っている。EBSは紙・板紙、パルプならびに業務用家庭紙の仕入販売、東京紙

大王製紙、ペット用品製造の大貴の株式取得、子会社化へ

大王製紙株式会社(3880)は、株式会社大貴(東京都港区)の全株式を取得し、子会社化することを決定した。大王製紙は、紙・板紙・パルプおよびその副産物、日用品雑貨、機能性フィルム、粘着シートおよび粘着剤等合成樹脂材料の製造加工・販売などを行っている。大貴は、ペット用品・紙加工品等の開発および製造販売、リサイクル商品・産業廃棄物の再生処理業などを行っている。メーカーで規格外となった紙おむつ、壁紙、パル

大王製紙、連結子会社間で合併

大王製紙株式会社(3880)は、流通関連子会社である大王紙パルプ販売株式会社(東京都中央区)とエリエールビジネスサポート株式会社(東京都豊島区)の合併を決定した。大王紙パルプ販売を存続会社、エリエールビジネスサポートを消滅会社とする吸収合併方式。大王製紙グループは、紙・板紙製品および家庭紙製品の製造販売を主な事業内容とし、これに関連する原材料の調達、物流およびその他の事業活動を展開している。大王紙

大王製紙の子会社大王パッケージ、吉沢工業の全株式を取得、子会社化へ

大王製紙株式会社(3880)の子会社である大王パッケージ株式会社(東京都千代田区)は、吉沢工業株式会社(新潟県三島郡出雲崎町)の全株式を取得し、子会社化することを決定した。大王製紙グループは、紙・板紙製品および家庭紙製品の製造販売を主な事業内容とし、これに関連する原材料の調達、物流およびその他の事業活動を展開している。大王パッケージは、段ボール・ディスプレイ製品の製造、販売を行っている。吉沢工業は

この記事に関連するタグ

「クロスボーダーM&A・子会社・株式譲渡」に関連するコラム

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

広報室だより
関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

2022年11月下旬に大阪市内で開催された関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip2022」(主催:株式会社ニューズピックス)で、株式会社日本M&Aセンターの渡部恒郎がトークセッションに登壇しました。当日の模様を紹介します。(写真左から)株式会社日本M&Aセンター取締役渡部恒郎氏、株式会社スマートメディア代表取締役成井五久実氏、株式会社USEN-NEXTHOLDINGS執行役員/事業

会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

M&A全般
会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

会社売却とは?会社売却とは、会社の事業や資産を第三者に売却し、対価を受け取るプロセスを指します。近年は、企業規模に関わらず、中小企業の会社売却の件数も増加傾向にあります。中小企業において、会社売却が検討される具体的な場面としては「後継者が身近にいないため、外部に引き継ぎ手を求めるケース」「自社単独での成長に限界を感じ他社と手を組むケース」が考えられます。この記事のポイント中小企業における会社売却で

大槻代表に聞く!新たなファンドコンセプトを持つAtoG Capital本格始動

広報室だより
大槻代表に聞く!新たなファンドコンセプトを持つAtoG Capital本格始動

2024年9月、日本M&Aセンターグループの一員として新たな一歩を踏み出した「株式会社AtoGCapital」。新たなファンドコンセプトを持つ会社ですが、どのようなコンセプトなのか、その取り組みや設立への想いをAtoGCapital代表取締役の大槻昌彦さんに聞きました。※会社設立は2023年12月、ファンドの1号ファンド設立は9月20日、出資実行完了は2024年10月23日AtoGCapital代

株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、その特徴から中小企業のM&Aで多く用いられるスキームです。本記事では、株式譲渡の概要、メリットやデメリット、手続き、税金について解説します。株式譲渡とは株式譲渡とは、譲渡企業の株主が保有する株式を他社に売却し、会社の経営権を引き継ぐ手法です。株主は比較的簡便な手続きで対価を受け取ることができ、譲渡企業の法人格は引き続き存続します。譲渡後は、株主構成が変わるだけでなく、会社への影響も比較

「クロスボーダーM&A・子会社・株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2020年2月
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829

月別M&Aニュース

注目ニュースワード