JR九州システムソリューションズ、ITソリューション事業のNSD(9759)と、資本業務提携契約
JR九州システムソリューションズ株式会社(福岡県福岡市)は、株式会社NSD(9759)と、資本業務提携契約を締結した。
なお、発行済株式総数の約10%相当の普通株式を新たに発行する第三者割当増資を実施する。
NSDは、1969年創業のIT企業であり、メーカー系列ではない独立系としての中立的な立場を活かした柔軟なソフトウェア開発、ITインフラの構築を強みとしている。近年では、先端 技術の研究・応用に注力するほか、幅広い分野でサービス利用型のITソリューションを提供している。
JRQSSは、JR九州のIT事業部門が独立した子会社で、JR九州グループ会社のシステム開発、保守、運用などを行っている。NSDのエンジニアとともに、詳細設計からプログラム製造、テスト工程にフォーカスしたシステム開発機能を提供する専門拠点として、新たに「デリバリセンター」を社内に設置し、内製化の推進や品質の向上、JR九州グループ外への販路の拡大を目指している。
本提携により、JRQSSは、NSDの持つAIやIoTなどの先端技術を活用し、開発案件の連携や新たなソリューションの創造に協働で取り組み、企業の競争力強化に直結するデジタル・トランスフォーメーションへの対応力強化を図る。 また、今後、更なる企業成長を図り、九州の持続的な発展を目指す。
・今後のスケジュール
第三者割当増資 2020年4月1日