タケエイ(2151)、市原グリーン電力の子会社化及び循環資源の持分法適用会社化について、三井E&Sエンジニアリングおよび三井物産(8031)より株式取得
株式会社タケエイ(2151)は、市原グリーン電力株式会社(千葉県市原市)の子会社化及び循環資源株式会社(東京都北区)の持分法適用会社化について、株式会社三井E&Sエンジニアリング(千葉県千葉市)および三井物産株式会社(8031)との間で株式譲渡契約を締結し、株式を取得することを決定した。
議決権所有割合は、市原グリーン電力が85.1%、循環資源が30%となる。
タケエイおよびグループは、「資源循環型社会への貢献」を経営理念とし、事業領域の拡大及び多角化を推進することで、廃棄物の再資源化と環境負荷の低減を実現する総合環境企業を目指し、特に、木質バイオマス発電を中核とする再生可能エネルギー事業の更なる拡充について、数年来検討を重ねてきた。
市原グリーン電力は、2004年の設立以降、千葉県市原市において建設現場より排出された廃木材を原料とする木チップを主燃料とし、工場などから排出された紙や廃プラスチックを加工したRPFも一部燃料としてボイラーで燃焼する首都圏最大級を誇る木質バイオマス発電事業者。
循環資源は、市原グリーン電力に対して、燃料となる木チップ及びRPFの保管及びタイムリーな供給を行なうことを目的に2004年に設立され、市原グリーン電力と相互補完関係にある。
本件M&Aにより、タケエイは、安定した燃料供給体制に基づいた長期稼働実績のある大型発電所を取得することから、発電事業ラインアップ充実によるセグメント業績の向上に加え、市原グリーン電力からノウハウを取り込み、さらなる技術力向上を図る。
・今後のスケジュール
株式譲渡日 2020年4月30日