成長戦略セミナー

新生銀行(8303)、ANZ Bank New Zealand Limitedよりニュージーランド最大手のノンバンクUDC Finance Limitedの全株式取得

更新日:

株式会社新生銀行(8303)は、ANZ Bank New Zealand Limited(ニュージーランド・オークランド、ANZ)が保有するUDC Finance Limited(ニュージーランド・オークランド、UDC)の発行済株式を取得することを決定し、ANZとの間で株式譲渡契約を締結した。
取得価額は、762百万ニュージーランドドルとなる。

新生銀行およびグループは、リテールバンキング、コンシューマーファイナンスの個人向け業務と資金運用、資金調達、バランスシートの改善、リスクヘッジの法人向け業務を展開している。

UDCは、ANZが1980年以降、40年間に亘り100%保有してきたニュージーランド最大手のノンバンクで、強固な個人・法人顧客の営業基盤と営業体制を有し、個人向けオートローン、法人向け(運輸、林業、建設業等)資産担保ファイナンスおよびオートディーラーに対する在庫ファイナンスに強みを持っている。ニュージーランド全域をカバーする営業拠点を持ち、特にオートディーラー経由のファイナンスについては、ニュージーランドで約3分の1のマーケットシェアを占めている。

本件M&Aにより、新生銀行は、国内で培った知見を活かしつつ、先進国の中で比較的高いGDP成長率を誇るニュージーランドにおける事業成長を図る。また、資産の質が高くローリスク・ミドルリターンのアセットバックファイナンス事業として、連結利益に対する安定化を目指す。

・今後のスケジュール
株式譲渡実行日 2020年8月31日

銀行等業界のM&A・事業承継の動向はこちら

新生銀行に関連するM&Aニュース

SBI新生銀行、投資子会社を通じてエイシン電機の株式67.4%を取得

株式会社SBI新生銀行(東京都中央区)の投資専門子会社である新生事業承継株式会社(東京都中央区)は、エイシン電機株式会社(神奈川県横浜市)の発行済株式67.4%を、2024年6月21日に譲り受けた。エイシン電機は、電気厨房機器の製造・販売を行っている。目的SBI新生銀行グループでは、中期経営計画の実現に向け、「環境・社会課題解決へ向けた金融機能の提供」を推進している。新生事業承継による事業承継支援

アプラス、ローン・決済事業を行うクリアパスの株式取得、子会社化へ

株式会社新生銀行(8303)の主要子会社である株式会社アプラス(東京都中央区)は、関西電力株式会社(9503)が保有する株式会社クリアパス(大阪市北区)の全株式を取得することを決定した。アプラスは、ショッピングクレジット事業、カード事業、ペイメント事業を行っている。クリアパスは、ローン事業、決済事業などを行っている。「はぴeリフォームローン」では、オール電化導入時の初期費用や各種住宅リフォーム費用

セレンディップHD及び連結子会社、新生銀行及び新生企業投資と事業承継支援に関する業務提携契約に合意

セレンディップ・ホールディングス株式会社(7318)および連結子会社であるセレンディップ・フィナンシャルサービス株式会社(愛知県名古屋市)は、株式会社新生銀行(8303)および新生企業投資株式会社(東京都中央区)との間で、事業承継支援に関する業務提携契約を行うことについて合意した。セレンディップHDは、事業承継支援事業、経営コンサルティング事業、M&Aアドバイザリー事業、企業再生支援事業、コーポレ

新生銀行、ニュージーランドでファイナンス業務を行うUDCの全株式取得、子会社化

株式会社新生銀行(8303)は、ANZBankNewZealandLimitedが保有するUDCFinanceLimited(ニュージーランド・オークランド、UDC)の全株式を取得することについて、今般関係当局からの許認可を取得し、当該株式の取得を完了した。取得価額は、659百万ニュージーランドドル。新生銀行は、リテールバンキング業務、コンシューマーファイナンス業務を行う個人向け業務と、資金運用・

新生銀行(8303)、全国賃貸保証の全株式をAPAMANグループより取得

新生銀行(8303)は、不動産総合サービスを提供するAPAMAN株式会社(東京都千代田区)との間で、APAMANグループの株式会社全国賃貸保証(東京都千代田区)の全株式取得に向けた株式売買契約を締結することを決定した。新生銀行グループ内企業である株式会社アプラス(東京都千代田区)は、不動産管理会社向けのサービスとして、信販業で培った豊富なノウハウをもとにした入居者の審査、全国の金融機関からの口座振

この記事に関連するタグ

「クロスボーダーM&A・株式譲渡」に関連するコラム

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

M&A全般
会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

会社売却とは?会社売却とは、会社の事業や資産を第三者に売却し、対価を受け取るプロセスを指します。近年は、企業規模に関わらず、中小企業の会社売却の件数も増加傾向にあります。中小企業において、会社売却が検討される具体的な場面としては「後継者が身近にいないため、外部に引き継ぎ手を求めるケース」「自社単独での成長に限界を感じ他社と手を組むケース」が考えられます。この記事のポイント中小企業における会社売却で

株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、その特徴から中小企業のM&Aで多く用いられるスキームです。本記事では、株式譲渡の概要、メリットやデメリット、手続き、税金について解説します。株式譲渡とは株式譲渡とは、譲渡企業の株主が保有する株式を他社に売却し、会社の経営権を引き継ぐ手法です。株主は比較的簡便な手続きで対価を受け取ることができ、譲渡企業の法人格は引き続き存続します。譲渡後は、株主構成が変わるだけでなく、会社への影響も比較

社長交代の流れ、必要な手続きを解説

M&A全般
社長交代の流れ、必要な手続きを解説

企業にとって、社長の交代は、経営方針や企業の未来に大きな影響を及ぼす極めて重要なプロセスです。本記事では、代表取締役社長が交代するタイミング、必要な手続きについて概要をご紹介します。※本記事では、「社長=代表取締役」という前提で、社長交代が必要となるケースについて解説します。社長交代のタイミングとは?社長交代のタイミングは企業ごとに異なりますが、一般的には、社長の年齢や健康状態がきっかけとなるケー

ベトナムM&A成約事例:日本企業との資本提携でベトナムのリーディングカンパニーへ

海外M&A
ベトナムM&A成約事例:日本企業との資本提携でベトナムのリーディングカンパニーへ

ベトナムの成長企業が日本の業界大手企業と戦略的資本提携を実施日本M&AセンターInOut推進部の河田です。報道にもありましたように、河村電器産業株式会社(愛知県瀬戸市、以下「河村電器産業」)が、DuyHungTechnologicalCommercialJSC(ベトナム・ハノイ、以下「DH社」)およびDHIndustrialDistributionJSC(ベトナム・ハノイ、以下「DHID社」)の株

「クロスボーダーM&A・株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2020年6月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930

月別M&Aニュース

注目ニュースワード