成長戦略セミナー

アイカ工業、マレーシアのホットメルト接着剤製造販売会社アドテック社の株式取得、子会社化へ

更新日:

アイカ工業株式会社(4206)は、完全子会社アイカ・アジア・パシフィック・ホールディング社(シンガポール、AAPH社)を通じてAdtek Consolidated Sdn. Bhd(マレーシア・セランゴール州、アドテック社)の株式をPai Hsing Chou氏、Pai Hsing Hsien氏およびその他の少数株主から取得するための株式譲渡契約を締結した。
取得価額は、約29.5億円。また、取得割合は、70%となる。

アイカ工業は、コアテクノロジーである樹脂技術を活かした多軸的な製品展開を行っており、主に化成品、建装材、住器建材、電子製品等の製造・販売を行っている。
完全子会社のAAPH社は、アジアの拠点として、高性能で高品質の接着剤など製造販売事業を行っている。

アドテック社は、衛生材用ホットメルト、グルースティック、産業用ホットメルトの製造・販売を行っている。

本件M&Aにより、アイカ工業は、成長著しい衛生材用ホットメルト分野での事業強化を図るとともに、同社の販路を活用することで東南アジア、アフリカ、北米、欧州地域でのホットメルト接着剤事業のプレゼンス向上を図る。

・今後のスケジュール
株式譲渡実行日 2021年4月1日

化学製品製造(製薬・トイレタリー除く)業界のM&A・事業承継の動向はこちら

化学製品製造(製薬・トイレタリー除く)業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、化学製品製造(製薬・トイレタリー除く)業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

アイカ工業に関連するM&Aニュース

アイカ工業、タイのフェノール樹脂製造販売会社の株式を取得へ

アイカ工業株式会社(4206)は、連結子会社アイカ・アジア・パシフィック・ホールディング社(以下、AAPH社)の完全子会社であるアイカタイケミカル社(以下、ATC社)を通じて、KUENBONGTECHNOLOGY(THAILAND)COMPANYLIMITED(タイプラーチーンブリー、以下タイKUENBONG社)の全株式を、HONOURRICHINTERNATIONALCORPORATION、KU

アイカ工業、合成樹脂事業を展開するのDICの一部事業譲受けへ

アイカ工業株式会社(4206)は、DIC株式会社(東京都中央区)のフェノール樹脂事業の一部を譲り受けることを決定し、DICと契約を締結した。本件では、接着剤用、摩擦材用、砥石用のフェノール樹脂事業を譲り受ける。アイカ工業は、化成品、建装材、住器建材、電子製品等の製造・販売を行っている。DICは、印刷インキ、有機顔料、合成樹脂等の製造・販売を行っている。本件により、アイカ工業は、フェノール樹脂の製品

アイカ工業、塗料・顔料用途樹脂の製造販売事業を展開する台湾DSM社の事業を譲受けへ

アイカ工業株式会社(4206)の連結子会社であるEvermoreChemicalIndustryCo.,Ltd.(台湾南投市、Evermore社)は、DSMCoatingResinsLtd.(台湾桃園市、DSM社)の大園工場およびそれに付随するオーバープリントワニス用UV硬化型コーティング剤事業を譲り受けすることを決定した。取得価額は、約14.3億円。アイカ工業は、化成品セグメント(木材加工、建築

アイカ工業(4206)、ベトナムの化粧板販売グループを買収

アイカ工業(4206)は、CPXNKCompactHPLを統括会社とするCHIグループ8社の事業を譲受けるため、100%子会社のアイカ・アジア・ラミネーツ・ホールディング社を通じて、オーナーであるPhamVanLuong氏が新設する会社の株式の70%を取得し子会社化することを決定した。新設会社は、CHIグループ各社の対象事業を承継する。アイカ工業は、中期経営計画において、「ジャパンテクノロジーの海

アイカ工業(4206)、台湾のウレタン樹脂メーカーEvermore社をTOB

アイカ工業(4206)は、EvermoreChemicalIndustryCo.,Ltd.(台湾南投市、Evermore社)の株式の公開買付け(TOB)を実施し、子会社化を目指すことを決定した。本TOBの応募株式数の下限及び上限は49,793,388株(発行済株式総数の50.1%)に設定されている。アイカ工業は、Evermore社の株主13名との間で、本TOBに応募する合意を得ている。株主13名の

この記事に関連するタグ

「クロスボーダーM&A・子会社・株式譲渡」に関連するコラム

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

広報室だより
関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

2022年11月下旬に大阪市内で開催された関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip2022」(主催:株式会社ニューズピックス)で、株式会社日本M&Aセンターの渡部恒郎がトークセッションに登壇しました。当日の模様を紹介します。(写真左から)株式会社日本M&Aセンター取締役渡部恒郎氏、株式会社スマートメディア代表取締役成井五久実氏、株式会社USEN-NEXTHOLDINGS執行役員/事業

会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

M&A全般
会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

会社売却とは?会社売却とは、会社の事業や資産を第三者に売却し、対価を受け取るプロセスを指します。近年は、企業規模に関わらず、中小企業の会社売却の件数も増加傾向にあります。中小企業において、会社売却が検討される具体的な場面としては「後継者が身近にいないため、外部に引き継ぎ手を求めるケース」「自社単独での成長に限界を感じ他社と手を組むケース」が考えられます。この記事のポイント中小企業における会社売却で

株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、その特徴から中小企業のM&Aで多く用いられるスキームです。本記事では、株式譲渡の概要、メリットやデメリット、手続き、税金について解説します。株式譲渡とは株式譲渡とは、譲渡企業の株主が保有する株式を他社に売却し、会社の経営権を引き継ぐ手法です。株主は比較的簡便な手続きで対価を受け取ることができ、譲渡企業の法人格は引き続き存続します。譲渡後は、株主構成が変わるだけでなく、会社への影響も比較

社長交代の流れ、必要な手続きを解説

M&A全般
社長交代の流れ、必要な手続きを解説

企業にとって、社長の交代は、経営方針や企業の未来に大きな影響を及ぼす極めて重要なプロセスです。本記事では、代表取締役社長が交代するタイミング、必要な手続きについて概要をご紹介します。※本記事では、「社長=代表取締役」という前提で、社長交代が必要となるケースについて解説します。社長交代のタイミングとは?社長交代のタイミングは企業ごとに異なりますが、一般的には、社長の年齢や健康状態がきっかけとなるケー

「クロスボーダーM&A・子会社・株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2021年2月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28

月別M&Aニュース

注目ニュースワード