エア・ウォーター傘下のエア・ウォーター・マテリアル、台湾宏廣新技股份有限公司を子会社化
エア・ウォーター株式会社(4088)のグループ会社であるエア・ウォーター・マテリアル株式会社(東京都港区)は、台湾宏廣新技股份有限公司(台湾竹北市、以下HK社)が実施した第三者割当増資を引き受け、同社株式を追加取得し、子会社化した。
エア・ウォーターは、産業ガスやケミカル、医療、エネルギーや農業・食品、物流、海水など多岐にわたる事業を展開している。
エア・ウォーター・マテリアルは、電気絶縁材料、化学工業製品、機械器具、高圧ガスなどの国内販売ならびに輸出入業務を行っている。2022年3月にHK社へ出資(出資後の株式保有比率 21.9%)している。
HK社は、台湾において液化炭酸ガス、亜酸化窒素、フッ素系ガスなどの半導体関連ガスを販売を行っている。
本件M&Aによりエア・ウォーター・マテリアルは、HK社が持つ顧客ネットワークを活用し、台湾・日本国内も含む世界各地の半導体メーカー に対して、半導体関連ガス、特殊ケミカル材料やガス精製装置といった周辺分野を含めた提案の強化を図る。