電通グループ、米国傘下Merkleを通じてOmega CRM Consultingの全株式取得
株式会社電通グループ(4324)は、Merkle(米国、以下マークル社)を通じて、Omega CRM Consulting(スペイン マドリード州、以下オメガ社)の全株式を取得した。
電通グループは、日本大手の広告代理店。グループ全体の成長持続、および競争力強化に向けた各種環境の整備と支援、グループガバナンスの推進を行っている。
マークル社は、電通グループの連結子会社で、海外事業においてCXM※領域を中心にカスタマー・エクスペリエンス・マネジメント・サービスを行っている。
オメガ社は、スペインの CRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)コンサルティング会社。スペイン最大のSalesforceパートナー企業で、医療、小売、教育、製造業などの顧客企業へのSalesforceプロダクトのCRMコンサルティング・サービスを提供している。
本件M&Aにより電通グループは、オメガ社の強みであるCRMコンサルティングのノウハウとマークル社の強みであるデータマーケティングの連携を加速させ、マークル社のスペインにおけるSalesforce関連サービスのさらなる強化を図る。
※CXM:Customer Experience Managementの略。顧客体験マネジメントを指す。