極楽湯ホールディングス、香港子会社の株式譲渡へ
株式会社極楽湯ホールディングス(2340)は、子会社である極楽湯中国控股有限公司(香港、以下香港子会社)の株式譲渡を決定した。
子会社である中国グループに対する極楽湯ホールディングスの債権放棄や、中国登録商標権の譲渡も実施する。
譲渡価格は、350百万円(1株当たり2,655円)。
また、併せて第三者割当による新株式の発行も行う。
これらの取引に伴い、極楽湯ホールディングスの極楽湯中国に対する所有割合は現在の51%から4.04%に低下し、将来的に中国グループは極楽湯ホールディングスの子会社ではなくなる見込み。
極楽湯ホールディングスは、スーパー銭湯「極楽湯」の経営管理を行う持株会社。
極楽湯ホールディングスは、中国グループにて、ゼロコロナ政策や解除後の感染急拡大の影響を受け業績が落ち込み、財政困難な状況が続いていた。
そのため中国グループに対し、貸付金の返済や貸付利息、ロイヤリティの支払猶予等の措置を取っていた。
しかし、金融機関との取引の正常化を早期実現する必要があることから、中国事業展開上のリスク(臨時休業や業績不振による損益へのダメージ)を排除するとともに、今後の借入金返済可能額を増額することを目的として、中国グループ持株比率を下げることとなった。
・今後の予定
譲渡日 2023年7月31日
割当日 2023年7月31日