会社売却先シミュレーション

エーザイ、子会社のカン研究所を吸収合併へ

更新日:

エーザイ株式会社(4523)は、完全子会社である株式会社カン研究所(兵庫県神戸市)を吸収合併することを決定した。

エーザイを存続会社とする吸収合併方式で、消滅会社であるカン研究所は本合併により解散する。

エーザイは、医薬品の研究開発、製造、販売および輸出入を行う。

カン研究所は、医薬品の探索研究および生命科学に関する研究を行う。

Deep Human Biology Learning(DHBL)創薬体制においては、エーザイグループ研究開発関連組織における一体的な施設・費用の運用および人財の効果的な配置を推進しており、カン研究所の人財・技術・施設等をDHBL 創薬体制で活用するため、エーザイにカン研究所を吸収合併するとした。

本合併によりエーザイは、ヒューマンバイオロジーをより深化させるとともに、カン研究所の研究サイトにおいてはエーザイの主要な探索研究拠点として、引き続き、イノベーション創出を目指す。

・今後の予定
合併期日(効力発生日)2024年4月1日

バイオ・医薬品製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

バイオ・医薬品製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、バイオ・医薬品製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

エーザイに関連するM&Aニュース

安田倉庫、エーザイ物流の全株式取得、子会社化へ

安田倉庫株式会社(9324)は、エーザイ株式会社(4523)からエーザイ物流株式会社(神奈川県厚木市)の全株式を取得し、子会社化することを決定した。安田倉庫は、総合物流企業。倉庫業、運送業、不動産業などを行っている。エーザイ物流は、エーザイグループ製品の物流関連業務を担っており、医薬品などの物流業、医薬品製造業を行っている。本件M&Aにより、安田倉庫はグループ主柱戦略の一つであるメディカル物流事業

エーザイ、連結子会社のサンプラネットを株式交換により完全子会社化へ

エーザイ株式会社(4523)は、連結子会社である株式会社サンプラネット(東京都文京区)を、簡易株式交換により完全子会社化することを決定した。エーザイを株式交換完全親会社とし、サンプラネットを株式交換完全子会社とする株式交換。サンプラネットの普通株式1株に対して、エーザイの普通株式52株を割当交付する。エーザイは、医薬品の研究開発・製造・販売および輸出入を行っている。サンプラネットは、エーザイに対す

エーザイ、ソフトウェア企画・開発会社Arteryexの株式取得、子会社化

エーザイ株式会社(4523)は、ソフトウェア企画・開発会社であるArteryex株式会社(東京都千代田区)について、株式買取ならびに第三者割当増資の引受けによって過半数の株式を取得し、子会社化した。エーザイは、医薬品の研究開発、製造、販売および輸出入を行っている。Arteryexは、医療、ヘルスケア領域におけるシステム・アプリケーションソフトウェアの企画・開発を行っている。エーザイは、Artery

日医工(4541)、エーザイ(4523)と資本業務提携

日医工(4541)は、エーザイ(4523)と資本業務提携に関する戦略提携契約及び株式譲渡契約を締結し、エルメッドエーザイ株式会社(東京都豊島区)の全株式を日医工とエーザイの戦略提携の進捗達成を条件に段階的に取得し、子会社化することを決定した。取得価額は17,000百万円。エルメッドエーザイは、付加価値型ジェネリック医薬品の研究開発、製造、販売等を行っている。本件M&Aにより、日医工は、エーザイが進

エーザイ(4523)、米国の血小板減少症治療剤開発子会社をPBMキャピタルグループへ譲渡

エーザイ株式会社(4523)は、米国子会社であるエーザイ・インクが、同社の保有するAkaRx,Inc.(AkaRx)の全株式をPBMキャピタルグループ(米国バージニア州)に譲渡する旨の株式譲渡契約を締結した。本株式譲渡に伴い、エーザイ・インクは、AkaRxが所有する血小板減少症治療剤avatrombopagに関する全世界を対象とした開発・販売・製造権をPBMキャピタルグループに譲渡する。エーザイは

この記事に関連するタグ

「吸収合併・合併・子会社」に関連するコラム

吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

本記事では合併手法のうち、吸収合併について概要をご紹介します。この記事のポイント吸収合併は、存続会社が消滅会社の権利義務を包括的に承継し、効率的な経営とシナジー効果を目指す手法。吸収合併の特徴として、資産や負債が一括承継され、許認可も維持される点がある。主な手続きは取締役会の決議、合併契約の締結、債権者保護手続き、株主総会の決議などが含まれる。[mokuji]吸収合併とは?吸収合併は、存続会社に消

新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&Aは大きく分けて「合併」と「買収」の2種類に分けられますが、新設合併は、組織再編を目的とする合併手法のひとつです。本記事では新設合併の概要をご紹介します。この記事のポイント新設合併は、複数の企業が合併し新たな法人を設立する手法で、コスト削減や生産性向上を目的とする。吸収合併とは異なり、すべての法人格が消滅し、資産・負債が新設会社に引き継がれる。デメリットには手続きの複雑さ、免許の引き継ぎができ

合併とは?買収による統合との違い、メリット、手続きを解説

M&A全般
合併とは?買収による統合との違い、メリット、手続きを解説

合併は企業の成長を加速させる手段として広く採用されていますが、そのプロセスにはリスクも潜んでいます。戦略的な選択が成功を左右する中、本記事では合併のメリットとデメリット、手続きなど、合併の概要を紹介します。この記事のポイント企業の合併は、2つ以上の企業が統合し新しい法人を形成することを指す。合併は存続会社が権利義務を承継する「吸収合併」と、は全ての法人格が消滅し新会社が設立される「新設合併」の2種

25社譲受して成長するハシダ技研工業の「M&Aは人助け」の凄み

広報室だより
25社譲受して成長するハシダ技研工業の「M&Aは人助け」の凄み

「M&Aは人助け」を信条に2008年から2022年までの間、買い手企業として計25社を譲受した大阪市のハシダ技研工業株式会社。火力発電所に使用されるガスタービン部品は高い技術力から、ゼネラル・エレクトリック(GE)社や三菱重工業など名だたる企業を取引先に持ち、自動ドアの自社ブランドも好調な製造業のグループ企業です。後継者のいない製造業を譲り受けながら成長を果たしています。事業はグループ売上高200

買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

M&A全般
買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

事業構造、産業構造が大きく変化する今、「買収」を検討している企業が年々増加しています。本記事では買収の概要、メリット、進める流れについてご紹介してまいります。この記事のポイント買収は他企業の株式を取得し経営権を獲得する手法であり、迅速な事業展開が可能である。合併や子会社化と異なり、買収は株式の過半数以上を取得することで行われ、敵対的買収と友好的買収の2種類が存在する。買収の目的は売上拡大や事業多角

関連会社とは?関係会社・子会社との違いや、メリットなど解説

経営・ビジネス
関連会社とは?関係会社・子会社との違いや、メリットなど解説

関連会社に該当するかどうかは、議決権の割合によって定められています。本記事では関係会社や子会社との違いも含め、関連会社の概要についてご紹介します。関連会社とは?関連会社とは、親会社が議決権の20%以上を所有し「経営方針の決定に重要な影響を与えることができる会社」を指します。「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」で以下のように定義されています。~略~「関連会社」とは、会社等及び当該会社等

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2023年10月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード