三井物産、米国メキシコ湾沖合のKaikias油田事業の全保有持分権益をShell社に売却
三井物産株式会社(8031)は、子会社のMOEX North America LLC(米国テキサス州、以下「MOEX NA社」)を通じて20%権益を保有する米国メキシコ湾沖合のKaikias油田事業(オペレーター:Shell Offshore Inc.、英エネルギー大手Shell plcの子会社、以下「Shell社」)の三井物産が保有する全持分権益をShell社に売却することを決定し、売買契約を締結した。また、MOEX NA社を解散並びに清算することをあわせて決定した。
MOEX NA社は、Kaikias油田事業の投資及び管理を行う。2016年12月に同権益を取得し、オペレーターのShell社とともに、2018年5月の生産開始以降操業を続けてきたが、事業ポートフォリオ再構築の一環として本売却を実行する。
三井物産はエネルギーの安定供給と気候変動対応の両立に向けて積極的に事業資産の良質化を進めており、引き続きエネルギー上流事業を当社の主力事業の一つとして推進し、収益基盤の競争力強化と共に人々の豊かな暮らしや社会の持続的発展に貢献していく。