会社売却先シミュレーション

ジャフコ、ファンド投資先のかねたや家具店の株式を譲渡

更新日:

ジャフコ グループ株式会社(8595)は、その管理・運営するファンド(ジャフコ SV4 共有投資事業有限責任組合。以下「ジャフコ」)の投資先である株式会社かねたや家具店(千葉県千葉市)の発行済株式の100%を、かねたや家具店の現経営陣である四谷正明氏が発行済全株式を保有する株式会社かねたや(千葉県千葉市)へ譲渡した。

ジャフコ グループは、日本最大の累計投資社数を誇るベンチャーキャピタル。

かねたや家具店は、1954年の創業から千葉県を中心に店舗展開し、「家具メッセバザール」ブランドでの催事家具販売に力を入れている千葉県を代表する老舗企業。特に主力の家具メッセバザールの催事は累計380回以上、累計230万人以上に来場頂いており、首都圏有数の規模を誇っている。

背景・目的

ジャフコは、2015年12月にかねたや家具店のさらなる事業発展を目的として資本参加し、以来約 8 年間に渡り、戦略的パートナーとして成長戦略の実現を支援してきた。 ジャフコの資本参加以後、催事販売の更なる強化、オペレーションの効率化、マーケティングの見直しおよび管理体制の強化等に、かねたや家具店の役職員とともに取り組んだ。

創業70周年という節目の年を迎えるにあたり、更なる持続的な成長には、かねたや家具店の強みである販売力を強化しつつ、オペレーションの成熟度を高め企業変革を加速させていくことが必要であり、これまで積み上げた経験やノウハウを活かしていくことが重要であるとの判断から、現経営陣によるマネジメントバイアウトを通じて現経営陣が主体的に経営に関与していくことが最善との結論に至った。

證券・投資・その他金融業界のM&A・事業承継の動向はこちら

ジャフコ グループに関連するM&Aニュース

ジャフコ グループ、運営ファンドを通じUPPGO及びイーナのWebマーケティング事業を譲受け

ジャフコグループ株式会社(8595)は、その管理・運営するファンド(ジャフコBO7投資事業有限責任組合及びジャフコSV7-S投資事業有限責任組合。以下「ジャフコ」)を通じて、アント・ブリッジ5号A投資事業有限責任組合よりUPPGO株式会社(東京都品川区)及び株式会社イーナ(大阪府大阪市、以下「ENA」)のWebマーケティング事業を譲り受け、戦略的パートナーとして資本参加した。ジャフコグループは、日

サステナブル・ラボ、ジャフコ グループより資金調達

サステナブル・ラボ株式会社(東京都千代田区)は、シリーズPre-Aラウンドとして、ジャフコグループ株式会社(東京都港区)を引受先とする第三者割当増資により、資金調達を実施した。サステナブル・ラボは、非財務データサイエンスの研究開発型スタートアップ企業。ESG/SDGsに特化した非財務データプラットフォーム「TERRASTβ*」を開発・運営している。ジャフコグループは、日本・米国・アジアの3極で、I

ジャフコ(8595)、運営するファンドがバイク用品メーカーのコミネと資本提携

ジャフコ(8595)が運営するファンドであるジャフコSV5共有投資事業有限責任組合及びジャフコSV5スター投資事業有限責任組合は、株式会社コミネ(東京都葛飾区)の株主よりコミネ株式を譲受け、資本提携を行った。コミネは、「KOMINE」ブランドにてバイク用品・アパレルを国内外において展開する企画・製造・販売会社。本件により、ジャフコは、コミネが培ってきた「KOMINE」ブランドのコンセプト、事業基盤

この記事に関連するタグ

「株式譲渡・ファンド」に関連するコラム

【2025年版】会社売却の教科書!初心者向けに流れやメリット、事例を紹介

M&A全般
【2025年版】会社売却の教科書!初心者向けに流れやメリット、事例を紹介

会社売却とは、会社の経営権や事業を第三者に売却し、対価を受け取るプロセスを指します。近年は、後継者問題の解決や企業の成長促進を主な目的として、中小企業の会社売却が増加傾向にあります。現在様々な問題に直面している経営者はもちろん、そうでない方も、会社売却の手続きや税制、メリットなどについて知っておくことで、より柔軟な経営判断ができるようになります。本記事では、企業売却の流れや税金に関する基礎知識のほ

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と敵対的買収があり、前者は経営陣との合意を経

会社を売りたい。会社を売る際に知っておきたいポイントを解説

事業承継
会社を売りたい。会社を売る際に知っておきたいポイントを解説

事業を継いでくれる後継者が見つからない場合、残される選択肢は廃業、そして会社の売却です。本記事では、会社を売る際に知っておきたいポイントについて解説します。この記事のポイント2025年には70歳以上の経営者が245万社に達し、約127万社が後継者不在。M&Aによる会社の譲渡が成長加速の選択肢として注目されている。会社を売る主なメリットは存続、経営者の負担軽減、廃業コスト削減が挙げられる。一方で条件

株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、その特徴から中小企業のM&Aで多く用いられるスキームです。本記事では、株式譲渡の概要、メリットやデメリット、手続き、税金について解説します。株式譲渡とは株式譲渡とは、譲渡企業の株主が保有する株式を他社に売却し、会社の経営権を引き継ぐ手法です。株主は比較的簡便な手続きで対価を受け取ることができ、譲渡企業の法人格は引き続き存続します。譲渡後は、株主構成が変わるだけでなく、会社への影響も比較

資金調達とは?経営者が知っておくべき方法、メリットやポイントを解説

経営・ビジネス
資金調達とは?経営者が知っておくべき方法、メリットやポイントを解説

資金調達とは?資金調達とは、企業経営に必要な資金を様々な方法で調達することを指します。各調達方法の種類、特長を経営者が把握し、いざという時に判断できるようにしておくことは不可欠です。資金調達は運転資金のほか、事業の立ち上げや拡大、投資、リスク管理など、事業の安定と成長を実現するための重要な手段です。この記事のポイント主な資金調達方法には自己資金、融資、出資、資産の現金化、補助金、クラウドファンディ

社長交代の流れ、必要な手続きを解説

M&A全般
社長交代の流れ、必要な手続きを解説

企業にとって、社長の交代は、経営方針や企業の未来に大きな影響を及ぼす極めて重要なプロセスです。本記事では、代表取締役社長が交代するタイミング、必要な手続きについて概要をご紹介します。※本記事では、「社長=代表取締役」という前提で、社長交代が必要となるケースについて解説します。社長交代のタイミングとは?社長交代のタイミングは企業ごとに異なりますが、一般的には、社長の年齢や健康状態がきっかけとなるケー

「株式譲渡・ファンド」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2024年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930

月別M&Aニュース

注目ニュースワード