仮想通貨確定申告・会計ツールのクリプトリンク、日本円ステーブルコインのJPYCと資本業務提携
クリプトリンク株式会社(埼玉県さいたま市)は、JPYC株式会社(東京都千代田区)と資本業務提携を行った。
JPYCが募集するJ-KISS型新株予約権への出資を通じて、ステーブルコインに関係する会計サービスの開発とWEB3事業者向けのサービスの拡充に向けて協業を行う。
クリプトリンクは、仮想通貨・暗号資産の収支計算・管理プラットフォームを開発・提供している。
JPYCは、ERC20前払式支払手段の発行、NFT等ブロックチェーン全般に関するコンサルティングを行っている。日本円連動ステーブルコイン『JPYC』を取り扱う。
資本業務提携の背景・目的
クリプトリンクでは、暗号資産の投資家や、ブロックチェーンを活用したサービスを提供する事業者がよりスムーズに会計業務を行えるようにサービスの提供を行っている。
暗号資産の売買等の取引やブロックチェーンを活用したサービスでは、ブロックチェーン上に情報があることにより、従来の会計サービスでは対応が困難な部分が多く、会計業務が複雑化している。
また、ステーブルコインに関する会計業務はステーブルコインごとに対応方法が異なる等、複雑な対応が必要となっている。
そこで、クリプトリンクでは日本円連動ステーブルコイン「JPYC」の提供を通して、多くのWEB3企業とのつながりのあるJPYCと連携することにより、ブロックチェーンにかかわる企業向けのサービスの拡充とともに、ステーブルコインの会計業務にかかわる対応を進めることを目的として資本業務提携を行う。
業務提携の概要
①会計業務にお困りのWEB3に関する事業を行う企業へのサポート
②WEB3に関する事業を行う企業に向けての会計システムの開発
③ステーブルコインに関連する会計業務の整理と対応
本業務提携により、上記の内容について協業を行っていく予定。