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米国IBM、クラウド・インテグレーターのスカイアーチネットワークスを買収

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IBM(米国・ニューヨーク州)は、2024年5月29日、株式会社スカイアーチネットワークス(東京都港区)を買収する最終契約を締結したことを発表した。
買収完了後、スカイアーチネットワークスは日本IBMの子会社となる予定。

IBMは、世界でも最大級のシステムインテグレーター企業。

スカイアーチネットワークスは、アマゾン ウェブ サービス(AWS)の環境構築から運用監視、セキュリティーまで、総合的なサービスを提供する日本のクラウド・インテグレーター企業。

目的

IBMは、2020年4月にアービンド・クリシュナ(Arvind Krishna)がCEOに就任して以降、40社以上を買収しており、うち16社はIBM Consultingに関するものである。このたびのスカイアーチネットワークスの買収は、IBMにとって日本で初の買収事例であり、IBMの日本市場におけるAWS事業拡大を示す。

スカイアーチネットワークスが強みとする「AWSサービスの再販」から、「AWS環境構築」や「AWS運用監視」と、IBM Consultingが手掛けるアプリケーション開発やモダナイゼーション、運用保守から構成される「アプリケーション・マネージド・サービス」を統合することで、IBM Consultingは、次世代のエンタープライズ・システムに必要なサービスを、包括的に提供していく。

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