会社売却先シミュレーション

Shinwa Wise Holdings、マレーシア子会社のSHINWA APEC MALAYSIAの全株式を譲渡

更新日:

Shinwa Wise Holdings株式会社(2437)は、子会社であるShinwa ARTEX株式会社(東京都中央区)が保有する当社連結子会社であるSHINWA APEC MALAYSIA SDN.BHD.(マレーシア シャー・アラム、以下:SAM)の全株式を譲渡すること、およびShinwa Wise HoldingsがSAMに対して有する債権を放棄すること(以下:本債権放棄)を決定した。

本件株式譲渡により、SAMは、Shinwa Wise Holdingsグループの連結から除外されることとなる。

Shinwa Wise Holdingsは、持株会社・グループ全体の経営方針策定および経営管理等を行っている。

SAMは、PKS(パーム椰子殻)の販売事業を行っている。

目的

SAMは、2017年3月よりPKS(パーム椰子殻)の販売事業を行っていた。しかし、PKSの原料であるパーム椰子の仕入れ価格が上昇し利益を圧迫することや、パーム椰子の量的な確保が困難になる可能性があるなどの要因が、Shinwa Wise Holdingsグループの業績に影響を及ぼす可能性があった。

本件株式譲渡により、Shinwa Wise Holdingsグループの経営資源をアート関連事業に集中するため、その他事業の再生可能エネルギー関連事業を縮小することとしている。

これらを総合的に勘案し、SAMの株式を譲渡することを決定した。また、本件株式譲渡を進めるにあたり、Shinwa Wise HoldingsのSAMに対する貸付金及び未収入利息については、その全額を債権放棄することとした。

株式の状況

異動前の所有株式数 1,000,000株(議決権所有割合:100.0%)
譲渡株式数 1,000,000株
譲渡価額 守秘義務を踏まえ、非開示
異動後の所有株式数 0株(議決権所有割合:0.0%)

債権放棄の内容

債権の種類    :貸付金及び未収利息

放棄する債権の金額:425,544千円

引き当ての状況  :409,033千円(2024年5月31日)

日程

取締役会決議日      :2024年9月3日

契約締結日        :2024年9月3日

株式譲渡、本債権放棄実行日:2024年9月17日(予定)

ファッション・生活用品小売業界のM&A・事業承継の動向はこちら

ファッション・生活用品卸小売業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、ファッション・生活用品卸小売業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

Shinwa Wise Holdingsに関連するM&Aニュース

シンワアートオークション(2437)、子会社を通じ、マレーシアのPKS事業会社を子会社化

シンワアートオークション(2437)の連結子会社であるエーペック株式会社(東京都中央区)は、新規事業としてPKS(パーム椰子殻)事業を開始すること及びSHINWAAPECMALAYSIASDN.BHD.(マレーシア)が実施する第三者割当増資を引き受けることを決定した。エーペックは、SHINWAAPECMALAYSIASDN.BHD.が第三者割当増資により発行する全株式を引き受ける。引受け価額は約2

シンワアートオークション(2437)、香港の美術品収集仲介会社と資本業務提携

シンワアートオークション(2437)は、采譽投資有限公司(香港)に対する第三者割当による新株式発行および采譽投資有限公司の100%子会社である喜昌投資有限公司(ヴァージン諸島、CHEERYFORTUNE)との資本業務提携を行うことを決定し、三者間で資本業務提携契約基本合意書を締結した。シンワアートオークションは、本第三者割当増資により、采譽投資有限公司に対して普通株式330,000株(議決権所有割

シンワアートオークション(2437)、ネットプラットフォーム運営会社と業務提携し合弁会社設立

シンワアートオークション株式会社(2437)の連結子会社エーペック株式会社は、香港の休眠会社LYSBLANC,H.K.CO.,LIMITEDの株式を取得し子会社化するとともに、当該子会社とCoporateBusinessNetworkLimited(香港)との間で業務提携契約を締結し、合弁会社を設立することを決定した。シンワアートオークショングループは、日本を含めたアジアの富裕層に最先端の医療技術

この記事に関連するタグ

「クロスボーダーM&A・株式譲渡」に関連するコラム

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

【後悔しないM&A】会社売却の基礎知識!メリット・計算・税金・事例を紹介

M&A全般
【後悔しないM&A】会社売却の基礎知識!メリット・計算・税金・事例を紹介

会社売却とは、会社の事業や資産を第三者に売却し、対価を受け取るプロセスを指します。近年は、後継者問題の解決や企業の成長促進を主な目的として、中小企業の会社売却が増加傾向にあります。現在様々な問題に直面している経営者はもちろん、そうでない方も、会社売却の手続きや税制、メリットなどについて知っておくことで、より柔軟な経営判断ができるようになります。本記事では、企業売却の流れや税金に関する基礎知識のほか

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と敵対的買収があり、前者は経営陣との合意を経

会社を売りたい。会社売却で知っておくべきポイントとは

事業承継
会社を売りたい。会社売却で知っておくべきポイントとは

事業を継いでくれる後継者が見つからない場合、残される選択肢は廃業、そして会社の売却です。本記事では、会社売却の動向、会社売却のメリットなどを整理したうえで、売却時の注意点や全体の流れについて解説します。この記事のポイント2025年には70歳以上の経営者が245万社に達し、約127万社が後継者不在。M&Aによる会社売却が成長加速の選択肢として注目されている。会社売却の主なメリットは存続、経営者の負担

大槻代表に聞く!新たなファンドコンセプトを持つAtoG Capital本格始動

広報室だより
大槻代表に聞く!新たなファンドコンセプトを持つAtoG Capital本格始動

2024年9月、日本M&Aセンターグループの一員として新たな一歩を踏み出した「株式会社AtoGCapital」。新たなファンドコンセプトを持つ会社ですが、どのようなコンセプトなのか、その取り組みや設立への想いをAtoGCapital代表取締役の大槻昌彦さんに聞きました。※会社設立は2023年12月、ファンドの1号ファンド設立は9月20日、出資実行完了は2024年10月23日AtoGCapital代

「クロスボーダーM&A・株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2024年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930

月別M&Aニュース

注目ニュースワード