農業総合研究所とNTTアグリテクノロジーが資本業務提携
株式会社農業総合研究所(3541)は、株式会社NTTアグリテクノロジー(東京都新宿区)と資本業務提携契約を締結した。
農業総合研究所は、農家の直売所事業、産直卸事業を行っている。
NTTアグリテクノロジーは、IoT/AI等による次世代施設園芸関連ソリューションの提供、次世代施設園芸による自社圃場の運営を行っている。
目的
両社で持続可能な農業の実現に向けた様々な取り組みについて議論を重ねる中で、互いの理念に共鳴し、両社が掲げるビジョンの実現に向け、双方のアセットを活用した共創事業に取組んでいくことに合意した。
今後、「大規模施設園芸事業」と「産直卸事業」という両社の強みを掛け合わせることで、生産者と消費者をつなぎ、日本の食の安定供給や安全性の高い国産野菜の流通・拡大をめざし、農産物を通じた新たな価値の創造を進めていく。
業務提携の内容
- 農産物の高付加価値化やフードロス削減に資する、規格外野菜などを活用した食品加工品の開発、流通、販売
- 農業総合研究所が展開する事業において、農産物の流通量及び販売価格の適正化を実現する、ビッグデータなどを活用したAI需要予測システムの共同開発、展開
- その他、両社協働による諸施策、新たなビジネスモデルの検討・推進
資本提携の内容
NTTアグリテクノロジーは、農業総合研究所の株主である株式会社農林漁業成長産業化支援機構が保有する農業総合研究所の普通株式485,900株(2024年2月29日現在の発行済株式総数の2.20%)を取得する予定。
日程
取締役会決議日:2024年9月3日
契約締結日 :2024年9月3日