京成電鉄、バス事業における中間持株会社の設立・再編の実施を発表
京成電鉄株式会社(9009)は、 バス事業の中間持株会社(京成電鉄バスホールディングス株式会社、以下:京成電鉄バスHD)の設立ならびにバス事業の再編を発表した。
京成電鉄は、鉄道による一般運輸業、土地・建物の売買及び賃貸業を行っている。
中間持株会社設立の目的
京成グループでは、東京都東部、千葉県、茨城県を中心とした事業エリアにおいて、鉄道事業を中心に、株主や地域社会を含む全てのステークホルダーのため、事業を多角的に展開している。
今般、グループビジョンの確実な達成に向けて、京成電鉄100%出資の京成電鉄バスHDを設立し、東京都・千葉県下においてバス事業を展開する京成グループ会社を取りまとめ、バス事業における営業力・採用力を強化すると共に、一体経営として変化に柔軟、迅速に対応していく体制の構築を図る。
再編の概要
- バス事業の中間持株会社「京成電鉄バスHD」を設立する。(京成電鉄100%子会社の現 昭和タクシー有限会社を商号変更する)
- 現在、京成電鉄および京成グループ各社が保有しているバス事業会社の株式ならびにバス事業に関する固定資産の一部、および現在京成電鉄および新京成電鉄株式会社が実施している東京都・千葉県下における京成グループバス事業会社※の経営管理事業を京成電鉄バスHDに移管する。
- 京成グループバス事業会社を東京都内2社、千葉県下は西部、中央部、東部の3社に吸収合併および吸収分割により再編の上、 商号変更する。
※京成グループバス事業会社:京成バス株式会社、東京BRT株式会社、千葉交通株式会社、千葉中央バス株式会社、成田空港交通株式会社、千葉海浜交通株式会社、千葉内陸バス株式会社、東京ベイシティ交通株式会社、ちばフラワーバス株式会社、ちばレインボーバス株式会社、ちばシティバス株式会社、ちばグリーンバス株式会社、京成タウンバス株式会社、京成トランジットバス株式会社、京成バスシステム株式会社、船橋新京成バス株式会社、松戸新京成バス株式会社、京成自動車整備株式会社
中間持株会社設立等の日程
バス事業の再編・中間持株会社の設立等に関する京成電鉄取締役会決議:2024年9月25日
京成電鉄バスHD設立(現 昭和タクシー有限会社を商号変更):2024年11月1日(予定)
バス事業会社株式等・経営管理事業の移管手法等に関する京成電鉄取締役会決議:2024年12月下旬(予定)
中間持株会社体制への移行・バス事業会社の再編(STEP1):2025年4月1日(予定)
バス事業会社の再編(STEP2):2026年4月1日(予定)
再編に係る京成グループ体制(予定)
引用元:京成電鉄株式会社「バス事業における中間持株会社の設立ならびに事業再編に関するお知らせ」