ソーシャルワイヤー、クラウドソーシング翻訳サービスなどのトランスマートの全株式を譲渡
ソーシャルワイヤー株式会社(3929)は、連結子会社であるトランスマート株式会社(東京都港区)の全株式をJAPAN AI株式会社(東京都新宿区)に譲渡することを決定した。
これによりトランスマートは、ソーシャルワイヤーの連結の範囲から除外される予定である。
ソーシャルワイヤーは、リリース配信、インフルエンサーPR、クリッピング、リスクチェック、クラウド翻訳を行っている。
トランスマートは、クラウドソーシング翻訳サービス、個別専門翻訳サービスを行っている。
JAPAN AIは、人工知能の研究開発、人工知能に関するコンサルティングサービスを行っている。
目的
ソーシャルワイヤーは、シェアオフィス事業を通じた海外展開の背景より、2016年4月にトランスマートを子会社化し、AI翻訳、大規模案件や文書のレイアウト調整、音声書き起こし・吹き替えなど、より複雑な要件が存在する翻訳依頼に対応する受託翻訳(エージェント翻訳)サービスを展開するなど、市場環境の変化に併せクラウド翻訳「TRANSMART」を運営してきた。
しかしながら、コロナ禍による急速な事業環境の変化に対応するため、当社事業ポートフォリオの選択と集中方針によりシェアオフィス事業(国内・海外)を撤退するに至った。
その背景から、トランスマートの持続的成長に資する事業戦略の見直しについて、あらゆる選択肢を視野に入れながら分析・検討を進めた結果、人工知能の研究開発を事業としているJAPAN AIに譲渡することが、最善であるとの判断に至ったものである。
株式の状況
異動前の所有株式数 | 普通株式 1,520株(議決権所有割合:100.0%) |
譲渡株式数 | 普通株式 1,520株 |
譲渡価額の総額 | 32,500,000円 |
異動後の所有株式数 | 0株(議決権所有割合:0%) |
日程
取締役会決議日 :2024年10月1日
株式譲渡契約締結日:2024年10月1日
株式譲渡実行日 :2024年10月1日(予定)