【2017年度版】成約実績から見るM&Aトレンド ~小規模企業と中堅企業の事業承継進む~
⽬次
- 1. <b>譲渡企業の売上高</b>
- 2. <b>譲渡企業の従業員数</b>
- 3. 中小企業にM&Aのメリットを提供
- 3-1. 著者
2017年7月に発表した「【2016年度版】日本M&Aセンターが支援する譲渡企業の規模は?」について、2017年度版をご紹介します。 昨年度のデータと比較すると、小規模企業へのM&A、そして中堅企業のM&Aも進んでいることがわかりました。
譲渡企業の売上高
譲渡企業の売上高に関して
- 2億円以下の企業は28.1%で、昨年度20.1%と比べて8%上昇しています。
- 昨年度に比べて10~20億円以下が3.8%上昇し、中堅企業オーナーの承継問題も徐々に浮き彫りになっています。
平均値は規模の大きなものが引き上げた結果約7.3億円、中位数※は約4.2億円です。 (※中位数とは、データを値の順に並べ、ちょうど真ん中に来る値のこと) 一方、中堅10億円超の企業は約22%、うち20億円超の企業は約8%でした。 2018年5月に当社は小規模事業者向けオンラインM&Aマッチングサービス「&Biz」を提供するアンドビズ株式会社を設立し、グループとしても年商1億円未満の小規模零細企業にもM&Aソリューションを提供できる体制を整えております。
譲渡企業の従業員数
譲渡企業の従業員数に関して
- 10名以下の企業は約32%であり、 5名以下の企業も約10%含まれます。
- 20名以下の企業が過半数を超える約56%です。
- 50名以下の企業が約82%を占めます。
平均は39名、中位数は19名です。
中小企業にM&Aのメリットを提供
当社は「M&Aを通じて企業の存続と発展に寄与する」ことを会社理念として掲げ、1社でも多くの企業がM&Aで課題を解決し存続・成長の道を拓けるよう、企業規模に関わらずM&Aの対象にしております。 「企業規模が小さすぎるから」ということでM&Aの道が閉ざされることのないよう、グループ会社含めた体制を構築しております。 まずはお気軽にご相談ください!
※上記データは2017年度に成約した譲渡企業の情報をもとに集計したものです