三協立山(5932)、Aleris International, Inc.のアルミニウム押出事業を譲受け
三協立山株式会社(5932)は、米国Aleris International, Inc.より、Aleris社のアルミニウム押出事業を譲り受けるための契約を締結することを決定した。
三協立山がベルギーに設立する100%出資子会社Sankyo Tateyama Euro BVBA(ベルギー)がAleris社の押出事業部門(Aleris Extrusions)に属する子会社の株式及び事業用資産を取得の上、事業の運営及び統括・管理を行う。譲受価額は約52億円。
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Aleris社は、北米・欧州・アジアに約40ヶ所の生産拠点を有し、アルミニウムの圧延製品、押出成形品、アルミニウムのリサイクル及び特殊合金の生産を行っている。
対象事業となるAleris社の押出事業部門はドイツに3ヶ所、ベルギーと中国にそれぞれ1ヶ所の生産拠点を有しており、硬質・高強度の合金を中心に、ハイエンド向けのアルミ押出成形品を製造・販売している。
三協立山は、マテリアル事業を中心に事業領域を拡大していく。
●今後のスケジュール
事業譲受日 平成27年2月1日