アステラス製薬(4503)、ベルギーの医薬品企業Ogeda社を買収
アステラス製薬(4503)は、医薬品企業Ogeda SA(ベルギー、Ogeda社)の株主との間で、アステラス製薬がOgeda社を買収することに合意し、契約を締結した。
Ogeda社は、ベルギーの医薬品企業。多くの疾患への関与が分っている受容体であるGタンパク質共役受容体(GPCR)創薬の研究開発に注力しており、複数の低分子化合物プログラムを有している。同社において現在最も進んだ臨床開発段階にある「fezolinetant」は、更年期に伴う血管運動神経症状(VMS)の一つであるのぼせやほてり、発汗等に苦しむ患者対象とした治験において良好な結果を得ている。
本件M&Aにより、アステラス製薬は、臨床開発段階のパイプラインを拡充し、中長期的な成長基盤の強化を図る。
●今後のスケジュール
買収完了予定日 2017年度第1四半期中