成長戦略セミナー

帝人(3401)、ポルトガルのTier1メーカーInapal社の全株式取得

更新日:

帝人(3401)は、Inapal Plasticos SA(イナパル・プラスティコ社、ポルトガル、Inapal社)の全株式を取得し、完全子会社とすることを決定した。

帝人は、2017年1月に北米最大の自動車向け複合材料メーカーを買収し、Tier1サプライヤーとして複合成形材料事業を展開している。成形量産技術の確立や一貫生産体制の構築など事業の拡大を進めてきた。

Inapal社は、自動車メーカーやトラックメーカーに幅広くGF-SMC製部品を提供しているTier1メーカー。美麗な外観を有する外板部品に特徴があり、欧州の自動車ブランドへの幅広い採用実績を持つ。

本件M&Aにより、帝人は、欧州における自動車向け複合成形材料事業の更なる拡大を図る。

繊維・衣服・装飾品製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

繊維・衣服・装飾品製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、繊維・衣服・装飾品製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

帝人に関連するM&Aニュース

帝人子会社の帝人目黒研究所、天野エンザイムから乳酸菌事業を譲受けへ

天野エンザイム株式会社(愛知県名古屋市、以下「天野EN」)と、株式会社帝人目黒研究所(大阪府大阪市、以下「帝人目黒」)は、天野ENの乳酸菌事業を帝人目黒に無償譲渡する契約を12月11日付で締結した。今回の契約により、天野ENが取り扱う、医薬品や食品向け乳酸菌製品5品目の製造販売権を、帝人目黒に移管することとなる。天野ENは、1899年に創業し、酵素に関連した高度な独自技術により、医薬品などに向けた

帝人、中国子会社株を青島科達時代智能装備に譲渡へ

帝人株式会社(3401)は、連結子会社TeijinAutomotiveTechnologies(Tangshan)Co.,Ltd(中国河北省唐山市、以下TATTangshan)株式を、青島科達時代智能装備有限公司(中国山東省青島市、以下科達時代)へ譲渡することを決定した。譲渡価格は、帝人(中国)投資有限公司の持分に対して1人民元。TeijinAutomotiveTechnologies,Inc.の

帝人、新設分割により再生医療CDMO事業を新設会社に承継へ

帝人株式会社(3401)は、2023年8月1日を効力発生日(予定)として、再生医療CDMO事業に関する権利義務について、新設分割により、新たに設立する帝人リジェネット株式会社(以下、新設会社)に承継させることを決定した。帝人を分割会社とし、本新設分割により設立される新設会社を承継会社とする簡易分割方式であり、新設会社は帝人の完全子会社となる予定。分割する事業は、再生医療CDMO事業。新設会社は、本

帝人、介護機関向けWebサービス「CAREBOOK」を展開する3Sunnyの株式取得、子会社へ

帝人株式会社(3401)は、株式会社3Sunny(東京都中央区)の全株式を取得し、子会社化することを決定した。帝人は、マテリアル、繊維・製品、ヘルスケア事業などを展開している。3Sunnyは、SaaS型医療・介護機関向けWebサービスの提供を行っている。入退院調整業務の支援を行うクラウドサービス「CAREBOOK」は、500以上の病院が導入している。本件M&Aにより帝人は、3Sunnyが取り組んで

帝人、乳酸菌及び納豆菌の製造販売を行う目黒研究所の株式取得、子会社化へ

帝人株式会社(3401)は、丸石製薬株式会社より、株式会社目黒研究所の発行済み全株式を取得し、子会社化することを決定した。帝人は、マテリアル事業、ヘルスケア事業を中心に様々な製品・サービスを提供している。ヘルスケア事業では、腸内細菌のエサとなって腸内の環境を整える食品成分であるプレバイオティクスに着目し、2020年にはプロバイオティクスにも展開拡大し、乳酸菌やビフィズス菌などの素材・製品を販売して

この記事に関連するタグ

「クロスボーダーM&A・子会社・株式譲渡」に関連するコラム

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

広報室だより
関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

2022年11月下旬に大阪市内で開催された関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip2022」(主催:株式会社ニューズピックス)で、株式会社日本M&Aセンターの渡部恒郎がトークセッションに登壇しました。当日の模様を紹介します。(写真左から)株式会社日本M&Aセンター取締役渡部恒郎氏、株式会社スマートメディア代表取締役成井五久実氏、株式会社USEN-NEXTHOLDINGS執行役員/事業

会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

M&A全般
会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

会社売却とは?会社売却とは、会社の事業や資産を第三者に売却し、対価を受け取るプロセスを指します。近年は、企業規模に関わらず、中小企業の会社売却の件数も増加傾向にあります。中小企業において、会社売却が検討される具体的な場面としては「後継者が身近にいないため、外部に引き継ぎ手を求めるケース」「自社単独での成長に限界を感じ他社と手を組むケース」が考えられます。この記事のポイント中小企業における会社売却で

大槻代表に聞く!新たなファンドコンセプトを持つAtoG Capital本格始動

広報室だより
大槻代表に聞く!新たなファンドコンセプトを持つAtoG Capital本格始動

2024年9月、日本M&Aセンターグループの一員として新たな一歩を踏み出した「株式会社AtoGCapital」。新たなファンドコンセプトを持つ会社ですが、どのようなコンセプトなのか、その取り組みや設立への想いをAtoGCapital代表取締役の大槻昌彦さんに聞きました。※会社設立は2023年12月、ファンドの1号ファンド設立は9月20日、出資実行完了は2024年10月23日AtoGCapital代

株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、その特徴から中小企業のM&Aで多く用いられるスキームです。本記事では、株式譲渡の概要、メリットやデメリット、手続き、税金について解説します。株式譲渡とは株式譲渡とは、譲渡企業の株主が保有する株式を他社に売却し、会社の経営権を引き継ぐ手法です。株主は比較的簡便な手続きで対価を受け取ることができ、譲渡企業の法人格は引き続き存続します。譲渡後は、株主構成が変わるだけでなく、会社への影響も比較

「クロスボーダーM&A・子会社・株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2018年8月
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード