LINE(3938)、フードデリバリー事業展開の出前館(2484)と資本業務提携へ
LINE株式会社(3938)は、株式会社出前館(2484)と資本業務提携を締結し、出前館が実施する第三者割当により発行される新株式を引き受けることを決定した。
出前館が第三者割当増資として新たに発行する約300億円の新株式を、LINEが150億円、LINEとその親会社であるNAVER Corporationの子会社であるNAVER J. Hub株式会社が共同で出資する未来Fund有限責任事業組合が150億円を、それぞれ引き受ける。
所有割合は、35.87%となる。
LINEは、コミュニケーションアプリ「LINE」およびLINEプラットフォーム上で展開するコンテンツ・サービス、その他ウェブサービス事業、およびAI事業の提供・運営を行っている。
出前館は、日本最大級のデリバリーサービス『出前館』を運営している。
本件により、LINEは、技術体制を強化し、「出前館」のシステム強化、組織および競争力の強化を図り成長スピードを加速させる。さらに、将来的には、出前館IDとLINE IDを統合し、「IDマーケティング」、「位置情報」、AI技術の活用と出前館の加盟店営業力を活かし、デリバリーだけでなく、テイクアウト、イートイン予約、モバイルオーダー、クラウドキッチンなど、飲食店のサービスを網羅的にカバーする「総合フードマーケティングプラットフォーム」を目指す。
●今後のスケジュール
第三者割当による本新株式の払込期日 2020年4月17日~2020年5月15日