住友理工、フランスの連結子会社2社の全株式を譲渡
住友理工株式会社(5191)は、フランスの連結子会社であるSumiRiko Industry France S.A.S.(フランス共和国・ニエーブル県、SRK-INF)および SumiRiko AVS France S.A.S.(フランス共和国・ヴォージュ県、SRK-EPF)の全株式をANVIS HOLDING S.A.S.(フランス・ヴォージュ県)に譲渡することを決定した。
SRK-INFおよびSRK-EPFは、連結子会社から除外される。
住友理工は、自動車用品部門として、防振ゴム、ホース、制遮音品・内装品、燃料電池(FC)部材、ゴムシール材の製造、また一般産業用品部門として、精密樹脂ブレード・ロール、鉄道車両用・住宅用・橋梁用防振ゴム、高圧ホース・搬送用ホースの製造事業を展開している。
連結子会社であるSRK-INFは、フランスにおいてSumitomo Riko Groupのグループ会社であり、世界のマーケットリーダーとして自動車防振製品等の製造および販売を行っている。
また、SRK-EPFは、自動車防振製品等の製造および販売を行っている。
ANVIS HOLDING S.A.S.は、Anvis Group GmbHドイツにおける持ち株会社の傘下にあり、2013年より住友理工グループに参入。自動車防振製品等の製造および販売を行っている。
住友理工は、グループ全体での構造改革を進める中で、欧州事業、特にフランス生産子会社における収益性改善を重要課題とし、経営資源の選択と集中という観点から本件に至る。
・今後のスケジュール
株式譲渡契約の締結 2020年8月上旬
本株式譲渡の実行日 2020年8月31日までに実施