土木管理総合試験所、熱流体解析ソフト「FlowDesigner」事業を行うアドバンスドナレッジ研究所の全株式取得、子会社化へ
株式会社土木管理総合試験所(6171)は、株式会社アドバンスドナレッジ研究所(東京都新宿区)の全株式を取得し、子会社化することを決定した。
取得価額は、937百万円。
土木管理総合試験所は、土質・骨材・岩石等の試験、地質・地盤調査および解析、環境調査および分析、非破壊検査・コンクリート調査、測量・設計、住宅地盤の補強・修正工事、試験機器の開発(全自動平板載荷試験機ほか)、試験機・測定器のレンタル事業、測定器・測定用品・資材のインターネット販売事業を行っている。
アドバンスドナレッジ研究所、熱流体解析ソフト「FlowDesigner」の開発・販売、気流解析・温熱環境解析の受託、解析コンサルティング、気流解析ソフトのカスタマイズ開発、伝熱素子・材料の実験・測定、熱解析を行っている。
今後も国交省推進のi-Constructionをはじめ、デジタル技術やシミュレーション技術の活用促進は継続的に伸長し、その事業領域の将来性は明るいものと見込まれている。
本件M&Aにより、土木管理総合試験所は、アドバンスドナレッジ研究所との技術交流や、手掛ける建設コンサルタント業としての事業展開におけるワンストップサービスの拡充等により、高いシナジー効果創出に期待、持続的成長、企業価値の向上を目指す。
・今後のスケジュール
契約締結日 令和3年1月18日
株式譲渡実行日 令和3年1月18日