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フリー、電子契約サービス「freeeサイン」運営のフリーサインを買収

更新日:

フリー株式会社(4478)は、2024年4月19日開催の取締役会において、フリーを株式交換完全親会社、フリーサイン株式会社(東京都品川区)を株式交換完全子会社とする株式対価の株式交換を行う予定であることを決議した。

なお、本株式交換は、フリーについては、会社法第796条第2項の規定に基づく簡易株式交換の手続により、フリー株主総会による承認を受けずに行うことを予定している。

フリーは、統合型クラウドERPサービスの開発及び提供をする。

フリーサインは、電子契約サービス「freeeサイン」の運営を行う。

本株式交換の目的

フリーは、「スモールビジネスを、世界の主役に。」をミッションに掲げ、「だれもが自由に経営できる統合型経営プラットフォーム」の実現を目指して統合型クラウドERPを中核としたサービスの開発及び提供している。

急成長する電子契約市場に参入し、統合型クラウドERPで法務契約業務をカバーするとともに、会計、ワークフロー、人事労務と契約を一体で効率的に管理できる仕組みを構築することを目的として、2021年4月1日付で株式会社サイトビジット(現フリーサイン)の約70%の株式を取得した。

フリー及びフリーサインの代表取締役CEOである鬼頭氏は、当該株式取得に関連して締結した株主間契約において、フリーが、一定の条件の下、当該株式取得完了後3~5年の間に、鬼頭氏に対し、鬼頭氏が保有するフリーサイン株式(約30%)を売却するよう請求する権利等を定めていた。

本株式交換は、当該権利に基づきフリーがフリーサインの全株式を取得して完全子会社化することにより法務・契約領域を含む統合型クラウドERPの価値向上に資することを目的として実施する。

本株式交換の方式

フリーが株式交換完全親会社、フリーサインが株式交換完全子会社となる株式交換により行う。本株式交換は、2024年5月30日開催予定のフリーサインの株主総会の決議による本株式交換契約の承認を得た上で行われる予定。なお、フリーは、会社法第796条第2項の規定に基づき、簡易株式交換の手続により、株主総会の決議による承認を受けずに本株式交換を行う予定である。

本株式交換に係る割当ての内容

本株式交換に係る割当比率:
 フリー(株式交換完全親会社)→1、フリーサイン(株式交換完全子会社)→0.46
本株式交換により交付する株式数:91,494株(予定)

本株式交換の日程

本株式交換に係る株式交換契約締結日: 2024年5月15日(予定)
株主総会決議日(フリーサイン):2024年5月30日(予定)
本株式交換効力発生日:2024年6月30日(予定)

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