会社売却先シミュレーション

エクセディ子会社のエクセディHDオブアメリカ、エクセディアメリカを完全子会社化

更新日:

株式会社エクセディ(7278)は、2024年5月27日開催の取締役会において、同社の完全子会社であるエクセディホールディングスオブアメリカが、エクセディの連結子会社であるエクセディアメリカ(米国・テネシー州、以下「EAC」)の株式を追加取得し、EACを完全子会社化することを決議した。

エクセディは、マニュアルクラッチ(手動変速装置用製品)やトルクコンバータ(自動変速装置用製品)、その他、建設・産業機械用製品、二輪車用クラッチなどの駆動系部品を生産・販売する。

株式の追加取得の理由

エクセディ及びエクセディの筆頭株主グループであるアイシングループは、両社を取り巻く環境変化に対応し、今後も両社の更なる持続的な成長を実現するためには、これまでの資本関係を解消し、それぞれの成長戦略を推進することが双方の企業価値最大化の観点から最善であるとの結論に至り、2024年5月27日、株式会社アイシン(愛知県刈谷市)、アイシンホールディングスオブアメリカ(以下「AHA」)及びアイシンヨーロッパSAを売出人とするエクセディの普通株式の売出しに関して決議した。

また、その一環として、EACへの共同出資者であるAHAよりEAC株式を追加取得し、EACを完全子会社化することとした。

取得株式数および取得前後の所有株式の状況

現在の所有株式数 :6,000 株(議決権保有割合 60.0%) 追加取得株式数  :4,000 株(議決権保有割合 40.0%) 追加取得後の株式数:10,000 株(議決権保有割合 100.0%)

日程

株式取得日:2024年6月28日(予定)

輸送用機械・部品製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

輸送用機械・部品製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、輸送用機械・部品製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

エクセディに関連するM&Aニュース

エクセディ、イームズロボティクスの株式を追加取得

株式会社エクセディ(7278)は、イームズロボティクス株式会社(福島県南相馬市、以下「EAMS」)の第三者割当増資を引受、出資した。株式会社菊池製作所(3444)からの株式譲受に続き、株式を追加取得した。今後は、技術交流や機体開発などで協働し、新しい価値の創造に努め、物流をはじめとする社会課題の解決に貢献していく。エクセディは、マニュアルクラッチ(手動変速装置用製品)やトルクコンバータ(自動変速装

エクセディ、イームズロボティクスの株式を一部取得

株式会社エクセディ(7278)は、株式会社菊池製作所(3444)が保有する連結子会社イームズロボティクス株式会社(福島県南相馬市、以下「EAMS」)の株式を一部取得する。エクセディは、マニュアルクラッチ(手動変速装置用製品)やトルクコンバータ(自動変速装置用製品)、その他、建設・産業機械用製品、二輪車用クラッチなどの駆動系部品を生産・販売する。EAMSは産業用ドローンを中心とした自律機器の開発製造

エクセディ、米国スタートアップ投資ファンドに出資へ

株式会社エクセディ(7278)は、AllegisLS2023-10,aSeriesofCGF2021LLC(米国デラウエア州)へ出資することを決定し、同ファンドが連結子会社となる見込みと発表した。エクセディは、駆動系部品の専門メーカー。グループとしてスタートアップとの協業に取り組んでいる。本件出資を通じて、協業可能性のあるスタートアップ企業への投資、新事業の立ち上げを目指す。・今後の予定設立202

エクセディ、アスターとカーボンニュートラル実現に向け資本業務提携

株式会社エクセディ(7278)は、株式会社アスター(秋田県横手市)と次世代モビリティおよび環境対応製品のコアデバイスとなるモーター開発について資本業務提携を締結した。エクセディは、マニュアルクラッチ(手動変速装置用製品)やトルクコンバータ(自動変速装置用製品)、その他、建設・産業機械用製品、二輪車用クラッチなどの駆動系部品の製造・販売事業を展開している。アスターは、モーター、コイル、自動車関連部品

この記事に関連するタグ

「買収・クロスボーダーM&A」に関連するコラム

インドネシアの2025年はどうなる? ~経済、外交、国家長期開発計画~

海外M&A
インドネシアの2025年はどうなる? ~経済、外交、国家長期開発計画~

こんにちは、ジャカルタの安丸です。2025年におけるインドネシアのマクロ的な展望につき、私見を交えて解説させていただきます。(今回のこのコラムは、2025年1月8日に作成しています。)2024年の振り返り最初に2024年にインドネシアで起こった重要なイベントを、簡単に振り返ってみたいと思います。2024年はインドネシアにとって、重要なイベントが目白押しの1年でした。新大統領の就任10年振りの大統領

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と敵対的買収があり、前者は経営陣との合意を経

M&Aのプロが振り返る2024年のM&Aニュース&2025年予測

M&A全般
M&Aのプロが振り返る2024年のM&Aニュース&2025年予測

M&A業界の経験豊富な2人が、世の中の企業のM&Aニュースを紐解き解説する「M&Aニュースサテライト」。今回は「2024年のM&Aニュースの振り返りと2025年のM&A動向の予測」をテーマに解説します。※本記事はYouTube動画の内容を編集してご紹介します。解説のポイント2024年のM&A市場は大きく変化し、特にTOBやMBO案件が目立つ年であった。特に「同意なき買収提案」が多く見られた。第一生

TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

M&A全般
TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

企業買収、組織再編、MBOのニュースで株式公開買付け(TOB)を目にする機会が急増しています。本記事ではTOBの概要、メリット・デメリット、事例についてご紹介します。この記事のポイントTOBは、対象企業の経営権取得を目的に、株主から株式を大量に買い付ける手法で、買付者が価格や期間を公告する。TOBのメリットは、買付者が計画的に買付けを行いやすく、株主は市場価格より高い価格で売却できる点がある。TO

大槻代表に聞く!新たなファンドコンセプトを持つAtoG Capital本格始動

広報室だより
大槻代表に聞く!新たなファンドコンセプトを持つAtoG Capital本格始動

2024年9月、日本M&Aセンターグループの一員として新たな一歩を踏み出した「株式会社AtoGCapital」。新たなファンドコンセプトを持つ会社ですが、どのようなコンセプトなのか、その取り組みや設立への想いをAtoGCapital代表取締役の大槻昌彦さんに聞きました。※会社設立は2023年12月、ファンドの1号ファンド設立は9月20日、出資実行完了は2024年10月23日AtoGCapital代

「買収・クロスボーダーM&A」に関連する学ぶコンテンツ

買収先の本格検討・分析

買収先の本格検討・分析

買収先の探し方でご紹介したように、買い手はノンネームシート、企業概要書で買収先についてM&Aを進めるかどうか検討します。本記事では、買い手が企業を検討する際流れと、陥りがちな注意点についてご紹介します。この記事のポイント買い手がM&Aを進める際、最初にノンネームシートや企業概要書を通じて対象企業を検討し、提携仲介契約を結んだ後に質疑応答を行う。M&Aの目的を明確にし、買収先にすべての問題解決を求め

買収先の探し方

買収先の探し方

買い手の相談先でご紹介したように、M&A仲介会社などパートナーを選定したら、いよいよ買収先の候補企業を探すステップに移ります。本記事ではM&A仲介会社を通じてお相手探しを行う主な方法について、日本M&Aセンターの例をもとにご紹介します。この記事のポイント買収先の探し方には「譲渡案件型」と「仕掛け型」の2つがあり、譲渡案件型ではノンネームシートや企業概要書を通じて情報を開示し、秘密保持契約を締結する

買い手にとってのM&A。目的や留意点とは?

買い手にとってのM&A。目的や留意点とは?

買い手の買収戦略には様々な目的があります。M&Aの成功に向けて、押さえておきたいポイントを確認していきましょう。この記事のポイント買い手がM&Aを行う目的には、市場シェアの拡大、事業領域の拡大、事業の多角化、人材獲得・技術力向上、効率性の向上がある。買収により、企業は迅速に成長を加速し、顧客ベースや販売チャネルを拡大することができる。M&Aにはコストや中長期的な取り組みが必要で、成約後の経営統合計

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2024年5月
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード