東北新社、子会社ダブル・ティー・エフ・シーを解散し、一部事業を譲受へ
株式会社東北新社(2329)は、連結子会社である株式会社ダブル・ティー・エフ・シー(東京都港区)の解散及び清算と、その一部事業の譲り受けを決定した。
東北新社は、CM制作、プロモーション制作、グラフィック・WEB制作、音響・字幕制作、番組・映画制作、ライセンスビジネス、放送関連事業、ネット配信事業等を行っている。
ダブル・ティー・エフ・シーは、コミュニケーション事業、メディア事業、コミュニティ事業を行っている。
解散の理由
東北新社グループは、構造改革による既存事業の再構築を重要課題としており、事業の環境に合わせた組織・人員の再編成や人事・評価制度の見直しなどに取組んでいる。
ダブル・ティー・エフ・シーは、統合型ソリューションを手かげる人材の育成、アイディアとコミュニケーションによる新たな事業の創出を目的として、2019年8月に東北新社と株式会社ワットエバーの共同出資で設立、事業を行ってきた。
当該子会社の事業開始後、自社プロジェクト案件での経験やノウハウを習得し、ブランディングに関するコンサルティングをはじめ、様々な広告案件を手掛けるなど、領域の拡大を図ることができたことから、この5周年を迎える節目に、両社合意の下、東北新社は当該子会社を解散及び清算することを決定した。
なお、東北新社の事業拡大につながるものと考えられることから、当該子会社の一部事業を譲り受ける予定である。今後は、東北新社の一部署として、新たなステージに進み、広告プロダクションのコミュニケーションプランニング案件の受注拡大とさらなる発展を目指す。
日程(予定)
東北新社取締役会における当該子会社の一部事業譲受、解散及び清算の決議:2024年11月29日
当該子会社臨時株主総会における解散決議に基づき解散:2025年3月31日(予定)
※当該子会社の解散決議以後、清算手続きに入る予定。