株価算定シミュレーション

テクミラHD、ソフトウェア開発のRetoolを買収、66.6%を取得へ

更新日:

テクミラホールディングス株式会社(3627)は、株式会社Retool(東京都新宿区)の株式を取得し、子会社化することを決定した。

テクミラグループは、株式会社Wellmiraが展開しているAI健康アプリ「カロママプラス」やウォーキングイベントサービス「Renobody」などのHelthTech領域、ネオス株式会社で展開しているプリペイド決済サービス「ValueWallet」などのFintech領域において、独自のDXサービスを展開している。

Retoolは、求人企業や人材紹介会社が効率的にスカウトを行うためのシステム「HABUKU」、労働生産性向上を目的としたマネジメントDXサービス「Retool」の開発・販売を行うなど、HRTech分野において特色のあるDXサービスを展開している。

目的

テクミラホールディングスは、本件M&Aにより、テクミラグループのDXサービスの事業領域拡大や、IT企業にとって最も重要な経営資源である人材の獲得戦略の強化を狙う。

また、Retoolとテクミラグループの法人事業やSaaS事業間での営業、マーケティング面での連携や、テクミラグループのAI技術を活用したRetoolのサービス内容の強化や新規サービスの創出など、様々な分野においてシナジー効果を図る。

株式の状況

異動前の所有株式数 - 株(議決権の数:- 個)(議決権所有割合:- %)
取得株式数 3,330,000株(議決権の数:3,330,000個)
取得価額 280百万円
異動後の所有株式数 3,330,000株(議決権の数:3,330,000個)(議決権所有割合:66.6%)

日程

株式譲渡実行日:2024年12月27日(予定)

システム・組込ソフト開発・情報処理支援業界のM&A・事業承継の動向はこちら

システム・組込ソフト開発・情報処理支援業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、システム・組込ソフト開発・情報処理支援業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

JNSホールディングスに関連するM&Aニュース

テクミラホールディングス、傘下のネオスとスマはっちゅうを合併

テクミラホールディングス株式会社(3627)は、連結子会社であるネオス株式会社(東京都千代田区)及びスマはっちゅう株式会社(東京都千代田区)の合併を決定した。ネオスを存続会社、スマはっちゅうを消滅会社とする吸収合併方式。ネオスは、情報通信サービス及びソフトウェアの開発を行っている。スマはっちゅうは、酒販卸向けソリューションサービスの提供を行っている。目的ネオスとスマはっちゅうが有する経営リソースや

テクミラホールディングス、リンクアンドコミュニケーションを子会社化へ

テクミラホールディングス株式会社(3627)、および完全子会社であるネオス株式会社(東京都千代田区)は、ネオスのヘルスケア事業を、株式会社リンクアンドコミュニケーション(東京都千代田区、以下L&C社)に吸収分割により承継させると發表した。併せて、会社分割の対価としてネオスが割当てを受けたL&C社株式を、テクミラホールディングスが剰余金の配当で取得することにより、L&C社はテクミラホールディングスの

JNSホールディングス、FinTech事業を子会社ネオスに承継へ

JNSホールディングス株式会社(3627)は、FinTech事業(キャッシュレス決済サービス関連事業)を、連結子会社であるネオス株式会社(東京都千代田区)に吸収分割により承継させる。JNSホールディングスを吸収分割会社とし、ネオスを吸収分割承継会社とする吸収分割方式。JNSホールディングスは、グループにてICTソリューションの提供、IT機器の開発・製造等を行っている。ネオスは、情報通信サービスおよ

ネオス(3627)子会社ジェネシスホールディングス、紛失防止デバイスを提供しているMAMORIOと資本業務提携

ネオス(3627)の子会社株式会社ジェネシスホールディングス(東京都千代田区、ジェネシス)は、MAMORIO株式会社(東京都千代田区)と資本業務提携を決定した。MAMORIOは、ジェネシスを割当先とする普通株式の第三者割当増資を行う。ネオスは、DXソリューション事業やX-Techサービス事業を行っている、ジェネシスは、中国の深圳工場を拠点にIT機器製造受託サービスや品質管理・検品サービス、修理、受

ネオス(3627)、電子機器開発のジェネシスHDを持分法適用関連会社化

ネオス株式会社(3627)は株式会社ジェネシスホールディングス(東京都千代田区)の株式を取得し、持分法適用関連会社化することを決定した。持株比率は33.4%となる。ネオスは、スマホ向けソリューションやアプリ、Webサービス支援を展開しており、独自性の高いソリューション及びプロダクト&サービスを保有している。ジェネシスHDは、顧客ニーズに合わせた小ロットで自由度の高いスマートデバイスを企画・開発・製

この記事に関連するタグ

「買収」に関連するコラム

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と敵対的買収があり、前者は経営陣との合意を経

M&Aのプロが振り返る2024年のM&Aニュース&2025年予測

M&A全般
M&Aのプロが振り返る2024年のM&Aニュース&2025年予測

M&A業界の経験豊富な2人が、世の中の企業のM&Aニュースを紐解き解説する「M&Aニュースサテライト」。今回は「2024年のM&Aニュースの振り返りと2025年のM&A動向の予測」をテーマに解説します。※本記事はYouTube動画の内容を編集してご紹介します。解説のポイント2024年のM&A市場は大きく変化し、特にTOBやMBO案件が目立つ年であった。特に「同意なき買収提案」が多く見られた。第一生

TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

M&A全般
TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

企業買収、組織再編、MBOのニュースで株式公開買付け(TOB)を目にする機会が急増しています。本記事ではTOBの概要、メリット・デメリット、事例についてご紹介します。この記事のポイントTOBは、対象企業の経営権取得を目的に、株主から株式を大量に買い付ける手法で、買付者が価格や期間を公告する。TOBのメリットは、買付者が計画的に買付けを行いやすく、株主は市場価格より高い価格で売却できる点がある。TO

バイアウトとは?目的や手法、メリット・デメリットをわかりやすく解説

M&A全般
バイアウトとは?目的や手法、メリット・デメリットをわかりやすく解説

企業が経営再建、事業継続を検討する手段のひとつにバイアウト(BuyOut)があります。本記事では、バイアウトの概要やそれぞれの手法の特徴、成功に導くためのポイントをご紹介します。バイアウトとは?バイアウト(BuyOut)とは、経営再建による事業継続や収益向上を目的に、経営者や従業員が自社の株式の過半数を取得し、経営権を握る買収手法を指します。一般的には、企業の経営陣や従業員が自身の資金や外部の投資

同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

M&A全般
同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

同意なき買収(敵対的買収)とは同意なき買収とは、経営権の獲得を目的に、対象会社の経営陣や株主などの合意を事前に得ることなく行う買収を指します。英語のhostiletakeoverに相当する買収が含まれます。同意なき買収が行われる背景には、企業の成長戦略や競争力強化の動機、株主の期待、経営陣と株主との対立、市場状況などが挙げられます。この記事のポイント同意なき買収(敵対的買収)は、企業の経営権を獲得

コングロマリットとは?メリットや企業事例を紹介

M&A全般
コングロマリットとは?メリットや企業事例を紹介

不透明な時代を生き抜くための戦略として、コングロマリット型経営は注目されており、国内ではその動きが活発化しています。本記事では、コングロマリットの特徴やメリットなどについて解説していきます。コングロマリットとはコングロマリット(conglomerate)とは、異なる業種や産業に属する複数の企業が経営統合を行い、1つの大きな企業グループを形成することを指します。コングロマリットは、さまざまな事業分野

「買収」に関連する学ぶコンテンツ

買収先の本格検討・分析

買収先の本格検討・分析

買収先の探し方でご紹介したように、買い手はノンネームシート、企業概要書で買収先についてM&Aを進めるかどうか検討します。本記事では、買い手が企業を検討する際流れと、陥りがちな注意点についてご紹介します。この記事のポイント買い手がM&Aを進める際、最初にノンネームシートや企業概要書を通じて対象企業を検討し、提携仲介契約を結んだ後に質疑応答を行う。M&Aの目的を明確にし、買収先にすべての問題解決を求め

買収先の探し方

買収先の探し方

買い手の相談先でご紹介したように、M&A仲介会社などパートナーを選定したら、いよいよ買収先の候補企業を探すステップに移ります。本記事ではM&A仲介会社を通じてお相手探しを行う主な方法について、日本M&Aセンターの例をもとにご紹介します。この記事のポイント買収先の探し方には「譲渡案件型」と「仕掛け型」の2つがあり、譲渡案件型ではノンネームシートや企業概要書を通じて情報を開示し、秘密保持契約を締結する

買い手にとってのM&A。目的や留意点とは?

買い手にとってのM&A。目的や留意点とは?

買い手の買収戦略には様々な目的があります。M&Aの成功に向けて、押さえておきたいポイントを確認していきましょう。この記事のポイント買い手がM&Aを行う目的には、市場シェアの拡大、事業領域の拡大、事業の多角化、人材獲得・技術力向上、効率性の向上がある。買収により、企業は迅速に成長を加速し、顧客ベースや販売チャネルを拡大することができる。M&Aにはコストや中長期的な取り組みが必要で、成約後の経営統合計

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2024年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード