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T&Dホールディングス、ドイツの生命保険持株会社ヴィリディウムを買収

更新日:

株式会社T&Dホールディングス(8795)の子会社であるT&Dユナイテッドキャピタル株式会社(東京都中央区、以下:TDUC)は、Allianz SE(ドイツ、以下:アリアンツ)およびBlackRock, Inc. (米国、以下:ブラックロック)とともに、Viridium Group GmbH & Co. KG(ドイツ、以下:ヴィリディウム)の株主であるCinven Limited (以下:シンベン)のファンド等との間で、ヴィリディウムの買収(以下:本取引)に関する契約を締結した。

ヴィリディウムは、T&D保険グループの持分法適用関連会社となる。

本取引において、既存のヴィリディウムの株主である、Generali Financial Holdings(以下:ゼネラリ) およびHannover Rück SE(以下:ハノーバー・リー)は引き続きヴィリディウムの株主として残り、TDUC、アリアンツ、ブラックロック、ゼネラリおよびハノーバー・リー(以下、総称して:コンソーシアム投資家)がヴィリディウムを共同して所有する。

T&Dホールディングスは、太陽生命、大同生命、T&Dフィナンシャル生命の中核生命保険会社3社で構成されるT&D保険グループの上場保険持株会社。
ヴィリディウムは、生命保険持株会社。

目的

T&D保険グループは、本取引を、FGH Parent, L.P. (以下:フォーティテュード)への出資に次ぐクローズドブック事業投資の「もう一本の柱」と位置づけている。フォーティテュードとの間での地域およびビジネスモデルの分散を通じて、グループ長期ビジョンで掲げる「事業ポートフォリオ多様化・最適化」の実現を図る。

持分の状況

TDUCは、コンソーシアム投資家の中で最大となる29.9% の持分を取得する。

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