ディスクロージャー
M&Aの実行(デリバリー)の前後では、譲渡企業と買い手企業両社の関係者等に対し、ディスクロージャー(発表)を行うことになります。
ディスクロージャー(公表)の対象
ディスクロージャーの対象は、例えば以下のようなものが考えられます。
- 従業員(社員)
- 得意先・仕入先
- メインバンク
- プレス(地方紙、業界紙など)
- (上場企業の場合)証券取引所(一定の場合、基本合意段階で公表)
従業員へのディスクロージャー
買い手企業が企業を買う目的は
- 優良な得意先がほしい
- 高い技術がほしい
- 地域でのシェアがほしい
などです。
しかし多くの場合、これらは必ずしも譲渡企業についておらず、優秀な社員についていることも多くあります。
したがって、技術や得意先やシェアを理想的な形で引き継ごうとするのであれば「社員のやる気を維持向上させながら買う」ことが大切です。
日本M&Aセンターのポイント
- 幹部社員への根回し方法、インサイダー取引防止のための注意点、従業員への発表のタイミングと話し方などは、経験豊かな仲介者の協力が不可欠です。
- 経験豊かな当社担当者と相談し、いつ・誰と・どのように行うかを決めることによって、効果的な社員発表を行うことができます。
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