成長戦略セミナー

武蔵精密工業(7220)、欧州最大手の鍛造・機械加工メーカーHay Groupを完全子会社化

更新日:

武蔵精密工業株式会社(7220)は、Hay Group各社の持株会社であるHay Holding GmbH(ドイツ)の全株式を取得することをThe Gores Group(アメリカ)と合意し、株式譲渡契約を締結した。

武蔵精密工業は、アジアに15拠点、米州に5拠点、欧州に1拠点の生産拠点を有し、駆動系部品のパワートレイン事業では小型・中型鍛造部品の加工技術と小型化・軽量化したユニット商品の開発を強化している。

Hay Groupは、欧州最大手の鍛造・機械加工メーカーであり、大型パワートレイン部品の商品群において競争力を有し、欧州の主力完成車メーカ及びサプライヤーと強固な取引関係を築いている。

武蔵精密工業は本件により、グローバル供給体制の確立とパワートレイン商品のラインナップ拡充、及びユニット商品の開発力・競争力の向上等のシナジーを見込む。

●今後のスケジュール
株式譲渡実行日 平成28年6月30 日

輸送用機械・部品製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

輸送用機械・部品製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、輸送用機械・部品製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

武蔵精密工業に関連するM&Aニュース

武蔵精密工業、イスラエルのSIXAI社へ出資

武蔵精密工業株式会社(7220)は、戦略的パートナーシップを結んでいるSIXAI社(イスラエル)へ出資した。武蔵精密工業は、自動車・2輪部品メーカー。シャフトやギアを主力としている。今回の出資により武蔵精密工業は、SIXAI社との協力関係をさらに深め、両社間でAI事業・Eモビリティ事業を含め、マーケティングや事業展開に関する活動支援を相互に行う予定。

Tanaakk、武蔵精密工業と資本業務提携

Tanaakk株式会社(東京都千代田)は、武蔵精密工業株式会社(7220)と資本提携契約を締結し、第三者割当増資を実施した。Tanaakkは、米国・欧州・アジア16,300社の上場企業DBおよび800社を超えるユニコーン企業DBを用いて予測可能性の高い収益事業を生み出す一連のデータドリブンな事業立案・DevOps(※1)・RevOps(※2)による企業価値向上パッケージを開発、提供している。武蔵精

武蔵精密工業(7220)、JSR(4185)の子会社リチウムイオンキャパシタ事業のJMエナジーの株式取得、子会社化

武蔵精密工業株式会社(7220)は、JSR株式会社(4185)の100%子会社であるJMエナジー株式会社(山梨県北杜市)の株式の一部を取得し、子会社化することを決定した。取得割合は、80%となる。武蔵精密工業は、自動車部品メーカーで、創業以来、創業の精神「質実剛健・至誠一貫」を原点に、独創的なものづくりを探求している。JMエナジーは、長寿命でメンテナンスフリー、かつ安全性が高いといった特長をもつリ

武蔵精密工業(7220)、イスラエルの自動車電動化技術開発ベンチャー企業・Softwheel社と資本業務提携、第三者割当増資引き受け

武蔵精密工業(7220)は、SoftwheelLtd.(イスラエル・テルアビブ、Softwheel社)と、資本提携契約を締結し、Softwheel社の実施した第三者割当増資の引き受けを行った。武蔵精密工業は、電動化に伴い需要の拡大が期待される減速機の開発を推進している他、新たな商品要件の求められるLinkage&Suspensionの開発もグローバルで展開を拡大している。Softwheel社は、自

住友商事(8053)、武蔵精密工業(7220)よりドイツの自動車部品メーカーの株式を一部取得

住友商事(8053)と武蔵精密工業(7220)は、武蔵精密工業が全株式を保有するHayHoldingGmbH(ドイツ、Hay社)の株式について、住友商事が25%を取得することに基本合意した。Hay社は、欧州最大手の鍛造・機械加工メーカー。欧州を中心に9拠点を展開し、主要完成車メーカーおよびサプライヤーと強固な取引関係を持つ。武蔵精密工業は、四輪車・二輪車メーカー向けにエンジン、ギア関連および足回り

この記事に関連するタグ

「クロスボーダーM&A・株式譲渡」に関連するコラム

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

M&A全般
会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

会社売却とは?会社売却とは、会社の事業や資産を第三者に売却し、対価を受け取るプロセスを指します。近年は、企業規模に関わらず、中小企業の会社売却の件数も増加傾向にあります。中小企業において、会社売却が検討される具体的な場面としては「後継者が身近にいないため、外部に引き継ぎ手を求めるケース」「自社単独での成長に限界を感じ他社と手を組むケース」が考えられます。この記事のポイント中小企業における会社売却で

株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、その特徴から中小企業のM&Aで多く用いられるスキームです。本記事では、株式譲渡の概要、メリットやデメリット、手続き、税金について解説します。株式譲渡とは株式譲渡とは、譲渡企業の株主が保有する株式を他社に売却し、会社の経営権を引き継ぐ手法です。株主は比較的簡便な手続きで対価を受け取ることができ、譲渡企業の法人格は引き続き存続します。譲渡後は、株主構成が変わるだけでなく、会社への影響も比較

社長交代の流れ、必要な手続きを解説

M&A全般
社長交代の流れ、必要な手続きを解説

企業にとって、社長の交代は、経営方針や企業の未来に大きな影響を及ぼす極めて重要なプロセスです。本記事では、代表取締役社長が交代するタイミング、必要な手続きについて概要をご紹介します。※本記事では、「社長=代表取締役」という前提で、社長交代が必要となるケースについて解説します。社長交代のタイミングとは?社長交代のタイミングは企業ごとに異なりますが、一般的には、社長の年齢や健康状態がきっかけとなるケー

ベトナムM&A成約事例:日本企業との資本提携でベトナムのリーディングカンパニーへ

海外M&A
ベトナムM&A成約事例:日本企業との資本提携でベトナムのリーディングカンパニーへ

ベトナムの成長企業が日本の業界大手企業と戦略的資本提携を実施日本M&AセンターInOut推進部の河田です。報道にもありましたように、河村電器産業株式会社(愛知県瀬戸市、以下「河村電器産業」)が、DuyHungTechnologicalCommercialJSC(ベトナム・ハノイ、以下「DH社」)およびDHIndustrialDistributionJSC(ベトナム・ハノイ、以下「DHID社」)の株

「クロスボーダーM&A・株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2016年5月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード