プレシジョン・システム・サイエンス(7707)と日立ハイテクノロジーズ(8036)、資本業務提携
プレシジョン・システム・サイエンス(7707)と日立ハイテクノロジーズ(8036)は、資本業務提携及びプレシジョン・システム・サイエンスが日立ハイテクノロジーズに対する第三者割当により新株式発行を行うことを決定し、資本業務提携契約を締結した。
日立ハイテクノロジーズは、第三者割当増資により、プレシジョン・システム・サイエンス普通株式2,310,000株(第三者割当後の所有議決権割合10.02%)を引き受ける。
払込金額の総額は858,580,800円で、プレシジョン・システム・サイエンスの調達資金の額は手取り概算額で854,580,800円となる。
プレシジョン・システム・サイエンスは、バイオ関連業界において、自動核酸抽出システムを中心としたラボ自動化や臨床診断用の各種装置、それらに使用される試薬や反応容器などの消耗品類の開発及び製造販売を行っている。また、近年では遺伝子検査分野にも注力しており、全自動遺伝子検査システムとこれらに搭載するオリジナル試薬の開発を進めている。
本件M&Aにより、日立ハイテクノロジーズはプレシジョン・システム・サイエンスの第二位の株主になる見込み。プレシジョン・システム・サイエンス及び日立ハイテクノロジーズは、主に全自動遺伝子検査システム及び試薬の開発・販売分野において、プレシジョン・システム・サイエンスの強みとする核酸抽出システム、全自動遺伝子検査システムや試薬と、日立ハイテクノロジーズの持つ技術・製造・販売網・人材といった経営資源を組み合わせることで、シナジーを創出し、事業の強化を図る。
●今後のスケジュール
第三者割当の払込期日 平成29年5月31日