翻訳センター(2483)、フュートレック(2468)よりメディア総合研究所の全株式取得及びみらい翻訳に資本参加
翻訳センター(2483)は、フュートレック(2468)より、同社の連結子会社である株式会社メディア総合研究所(東京都渋谷区)の全株式、並びに株式会社みらい翻訳(東京都渋谷区 )に関する保有株式13%の全てを譲受けることを決定した。
譲渡価額は550百万円。
翻訳センターは、医薬、工業・ローカライゼーション、特許、金融・法務分野での翻訳事業を主軸に、通訳、派遣、コンベンション、通訳者・翻訳者育成等の事業を国内トップクラスの規模で展開している。
フュートレックグループは、音声認識事業を主軸に、翻訳事業やインバウンド事業等を展開している。平成26年10月ころより、メディア総合研究所、みらい翻訳を通じた機械翻訳事業を推進し、知見・サービス提供に関するノウハウ及び成果物を培ってきたが、更なる性能の向上に向けては、翻訳データの不足が課題となっていた。
本件M&Aにより、翻訳センターは、グループが有する翻訳事業の知見・ノウハウ・経営資源と、メディア総合研究所並びにみらい翻訳が有する技術開発力・運用力を活用することで、産業翻訳分野における機械翻訳ソリューションの展開を図り、翻訳事業の成長拡大と更なる企業価値の向上を目指す。フュートレックは、音声認識事業へと経営資源を集約する。
●今後のスケジュール
みらい翻訳株式譲渡実行日 平成29年10月31日
メディア総合研究所株式譲渡実行日 平成29年11月15日