加工米飯事業等展開の神明、日東富士製粉(2003)よりそうめん生産・販売会社のカネス製麺の株式取得
株式会社神明(兵庫県神戸市)は、日東富士製粉(2003)子会社である株式会社増田製粉所および兼三株式会社が保有する、カネス製麺株式会社(兵庫県たつの市)の株式を譲受けることについて増田製粉所および兼三が神明と株式譲渡契約を締結した。
議決権所有割合は50.1%となる。
神明グループは、基幹事業である加工米飯事業のほか、砂糖、乾麺等の食品卸売事業、国内外での外食事業を展開している。直近では青果物や水産品等コメ以外の取扱商品の拡大にも注力している。
カネス製麺は、そうめんの生産・販売を手掛けている。手延べそうめん「揖保乃糸」の商標を有する兵庫県手延素麵協同組合の組合員及び販売特約店として、揖保乃糸の生産・販売に関わっている。
本件M&Aにより、神明は、カネス製麺とのパートナーシップを強化し、マーケットインの発想による商品提案力・販売力の強化及び、国内外に向けた日本食の浸透・発信に向けた取り組みを推進する。