NTTデータ(9613)、ドイツ子会社を通じブラジルFH社を買収
NTTデータ(9613)は、子会社であるドイツのアイテリジェンスアーゲー(ドイツ・ビーレフェルト、アイテリジェンス社)を通じ、ブラジルのファチン・エ・ホアゲ・インコルポラサオ・エ・パルティシパサオ・エス・エー(ブラジル・クリチバ、FH社)の発行済株式総数の過半数を譲り受けることで最終合意した。
NTTデータおよびNTTデータグループは、Global 3rd Stage達成に向けた中期経営計画として、グローバルで質の伴った成長を目指している。また、地域特性に合わせた顧客への価値提供の深化を主要戦略として推進、業務・資本提携を含めた積極投資による事業拡大を行っている。
FH社は、SAPのERPプラットフォームに関して業務知識と技術力の両面で豊富なノウハウを有している。
特に、SAP社の認定を受けている独自の税務申告パッケージ製品であるGUEPARDOの提供や、SAP C/4HANAを活用したeコマース関連システム開発を強みとして、SAP導入・コンサルティング、eコマースシステム構築、システム保守運用などを行っている。
本件M&Aにより、NTTデータおよびNTTデータグループが有する顧客基盤を活用したクロスセルによるブラジル国内外でのビジネス展開等により、SAPビジネスのさらなる拡大とグローバル企業へのサポート力強化を目指す。