事業承継セミナー

兼松(8020)、データ取引事業の日本データ取引所と資本業務提携

更新日:

兼松株式会社(8020)は、日本国内でデータ取引事業を展開している株式会社日本データ取引所(東京都渋谷区、J-DEX)と資本業務提携契約の締結を決定した。
本提携により、J-DEXは兼松の持分法適用会社となる。

兼松は、電子・IT、食品・食糧、鉄鋼・機械プラント、環境・素材をはじめとした製品・サービスを扱う商社。
企業や組織が自社で保有するデータを活用して新たなサービスを検討している中、2019年9月に欧米で最大のデータ取引市場を運営するDawex社と戦略的パートナーシップを締結し、日本市場におけるデータ流通の促進、活性化を図るべく、日本市場向けデータ取引プラットフォームの共同開発を進めている。

J-DEXは、データ取引専門会社として、社内データ活用計画の立案、データ調達の仲介、データ製品の企画・設計、組織間の法的相互運用性の向上等のデータ流通コンサルティングサービスを展開。データカタログ、データ品質、データライセンスなどに関するガイドライン策定・国際標準化活動も行っている。

本提携により、兼松は、総合商社としての幅広い顧客基盤に加え、Dawex社と共同展開するデータ取引市場にJ-DEXが持つデータ戦略企画ノウハウを統合していくことで、データ利活用を具体化するためのコンサルティングからデータ流通まで、顧客に対する一貫したサービスの提供を目指す。また、今後もデータ利活用を促進する各種事業者との連携を拡大し、先進的なデータコミュニティの創造を推進する。

総合・その他専門卸業界のM&A・事業承継の動向はこちら

総合・その他専門卸業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、総合・その他専門卸業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

兼松に関連するM&Aニュース

ゼロイチ、兼松グループの兼松グランクスと資本業務提携

株式会社ゼロイチ(大阪府淀川区)は、兼松株式会社(8020)のグループ会社である兼松グランクス株式会社(東京都新宿区)と、2024年10月、資本業務提携契約を締結した。ゼロイチは、DXソリューション事業、プロダクト事業を行っている。兼松グランクスは、メディア運営からシステム開発・運営、コンテンツ事業まで幅広く展開するデジタルエージェンシー。SaaS型のWebサイト制作ツール「CrefarCMS」の

兼松フューチャーテックソリューションズ、ジェイレップを完全子会社化

兼松株式会社(8020)の100%子会社である兼松フューチャーテックソリューションズ株式会社(東京都中央区)は、2024年6月12日付けで、ジェイレップ株式会社(大阪府吹田市)の全株式を取得する株式譲渡契約を締結した。これによりジェイレップは、兼松フューチャーテックソリューションズの完全子会社となる。兼松フューチャーテックソリューションズは、兼松グループにおけるエレクトロニクス技術商社。半導体・電

兼松、生麺製造・販売の米Nippon Trends Food Serviceを持分法適用会社化

兼松株式会社(8020)は100%子会社である兼松米国会社を通じ、北米で生麺の製造・販売を行うNipponTrendsFoodService,Inc.社(アメリカ・カリフォルニア州、以下「NTF社」)へ出資を行った。兼松は、国内外のネットワークと各事業分野で培ってきた専門性と、商取引・情報収集・市場開拓・事業開発・組成・リスクマネジメント・物流などの商社機能を有機的に結合して、多種多様な商品・サー

兼松、ジェイエムテクノロジーの全株式取得へ向け、株式譲渡契約締結

兼松株式会社(8020)は、ジェイエムテクノロジー株式会社(福岡県福岡市、以下JMT)の発行済全株式を取得する旨の株式譲渡契約を締結した。兼松は、電子、食糧、鉄鋼・プラント、車両・航空などを扱う専門商社。国内外の半導体市場向けに製造・検査装置等の販売、保守サービスの提供を行っている。JMTは、半導体製造装置エンジニアリング、部品修理・販売、IoTソリューションサービスの提供等を行う。今回の契約締結

兼松、豪スタートアップのSamsara Eco社へ出資

兼松株式会社(8020)は、オーストラリアの環境技術スタートアップ、SamsaraEco社へ出資した。SamsaraEco社が実施する第三者割当増資を引き受ける方法により、同社の株式を取得した。兼松は、電子、食糧、鉄鋼・プラント、車両・航空などを扱う専門商社。グループにて、中期ビジョンの重点施策の一つとして、「SDGs達成に向け、環境、社会、安全をテーマとする事業分野での投資を推進」を掲げている。

この記事に関連するタグ

「資本業務提携」に関連するコラム

新NISAがM&Aのきっかけ?ドコモのマネックス証券子会社化を解説

M&A全般
新NISAがM&Aのきっかけ?ドコモのマネックス証券子会社化を解説

業界経験豊富なM&Aのスペシャリストが、世の中の企業のM&Aの動きについて、プレスリリースを紐解き解説する「M&Aニュースサテライト」。今回はNTTドコモとマネックスグループ・マネックス証券のニュースを解説します。※本記事はYouTube動画の内容を抜粋・編集してご紹介します。日本M&Aセンターは上場企業、中堅・中小企業のM&A・企業戦略を経験・実績豊富なチームがご支援します。ご相談は無料、秘密厳

インドネシアで人気のお菓子“TRICKS”がM&Aで日本に上陸(記者発表会見レポート)

広報室だより
インドネシアで人気のお菓子“TRICKS”がM&Aで日本に上陸(記者発表会見レポート)

焼き菓子や珍味類の製造販売を行う銀の汐や、高級米菓の製造販売を行う三州製菓などをグループに持つミクシオホールディングス株式会社(本社:広島県呉市)が、インドネシアの上場会社で多くのヒット製品を持つ菓子メーカー「TAYSBAKERS」との資本業務提携を締結し、「TAYSBAKERS」の主力商品である“TRICKS”の日本独占輸入販売権を取得しました。2023年10月24日(火)に、両社が日本M&Aセ

資本提携とは?業務提携との違いやメリット・デメリット、手続きの流れを解説

経営・ビジネス
資本提携とは?業務提携との違いやメリット・デメリット、手続きの流れを解説

企業の競争力を強化するために、一社単独ではなく、複数の企業がそれぞれ持つ経営資源を提供し合い、複合的なシナジー効果を目指す場合があります。このような形態の一つが、資本提携です。本記事では、資本提携とはどのようなもので、業務提携やM&Aとは何が違うのかを明確にしつつ、メリットやデメリット、手続きの流れなどについて解説します。日本M&Aセンターでは、資本提携など、様々な手法のM&A・経営戦略を経験・実

【セミナーレポート】製造業の高収益化セミナー 求められる3つのキーワードとは

広報室だより
【セミナーレポート】製造業の高収益化セミナー 求められる3つのキーワードとは

日本M&Aセンター、日刊工業新聞社共催「事業承継&高収益化戦略セミナー」が2021年12月に東京と大阪の2会場においてハイブリット形式(対面とオンライン)で行われました。製造業の高収益化と事業承継をテーマに、製造業に精通した日本M&Aセンターのコンサルタントが講師となって、中堅・中小企業の経営者向けに経営戦略のヒントを、事例を交えながら紹介しました。東京会場では、日本M&Aセンターダイレクトマーケ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2019年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード