会社売却先シミュレーション

東芝、シャープへDynabook社の全株式を譲渡

更新日:

株式会社東芝(6502)は、保有するDynabook株式会社(東京都江東区)の発行済全株式をシャープ株式会社(6753)に譲渡することを決定した。本件譲渡により、Dynabook社は、シャープの100%子会社となる
シャープの取得割合は、19.9%。

東芝は、及び東芝グループは、「エネルギーシステムソリューション」「インフラシステムソリューション」「ビルソリューション」「リテール&プリンティングソリューション」「デバイス&ストレージソリューション」「デジタルソリューション」「電池事業」の事業領域で、さまざまな製品・サービスをグローバルに提供している。

Dynabookは、国内、海外におけるパソコン及びシステムソリューション商品の開発、製造、販売、サポート&サービスを行っている。

シャープは、電気通信機器・電気機器及び電子応用機器全般並びに電子部品の製造・販売等を行っている。

東芝グループにおいてパソコン事業を担っていた連結子会社である東芝クライアントソリューション株式会社(TCS)の発行済株式の80.1%をシャープに譲渡することを決定し、シャープとの間で株式譲渡契約を締結している。譲渡完了後、TCSの社名はDynabook社に変更となっている。

電子部品・電気機械器具製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

電子部品・機械器具製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、電子部品・機械器具製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

シャープ・東芝に関連するM&Aニュース

シャープ、カメラモジュール製造の連結子会社をFullertain社に譲渡へ

シャープ株式会社(6753)は、鴻海精密工業股份有限公司(台湾、以下:鴻海社)の子会社であるFullertain社へ、カメラモジュールを製造する連結子会社SAIGONSTECCO.,LTD.(ベトナム)を譲渡することを決定した。目的シャープは、ブランド事業を中心とした事業体への変革を進めており、また、投資負担の大きいデバイス事業については、事業構造改革を進めつつ、他企業と連携していく方針としている

シャープ、パイオニアとの合弁会社の保有株式を同社に譲渡し合弁解消へ

シャープ株式会社(6753)は2024年3月13日、パイオニア株式会社(6773)との合弁会社であるパイオニアデジタルデザインアンドマニュファクチャリング株式会社(東京都文京区、以下「PDDM社」)の株式をPDDM社に譲渡し、合弁を解消することとして、パイオニア社と合意した。合弁解消の理由シャープとパイオニアは、両社が保有する光ディスク関連の経営リソースを活用して事業を拡大すべく、2009年6月に

シャープの中国孫会社、東芝の中国子会社の東芝杭州を買収

シャープ株式会社(6753)の孫会社である玳能科技(杭州)有限公司(中国、以下「DBH社」)は、東芝杭州有限公司(中国、以下「TOH社」)の持分を取得し、DBH社の子会社とすることについて決定した。TOH社は、東芝杭州工業団地に設立する事業会社に対する管理サービス及び管理コンサルティングを行う。・持分取得の理由TOH社は、シャープが2018年10月1日付にてDynabook株式会社を子会社化した際

東芝、12月20日上場廃止へ

株式会社東芝は、2023年11月22日開催の臨時株主総会において株式併合に関する議案について株主の承認を受け、その後の所定の手続を経て、2023年12月20日をもって株式会社東京証券取引所プライム市場及び株式会社名古屋証券取引所プレミア市場において上場廃止となることを発表した。東芝は、新しい株主の下、より一層の企業価値向上及び社会への貢献に努める。・株式併合の概要併合する株式の種類普通株式併合の比

シャープ、連結子会社カンタツを永輝商事に譲渡へ

シャープ株式会社(6753)は、連結子会社であるカンタツ株式会社(東京都品川区)を株式会社永輝商事(東京都品川区)に譲渡することを決定した。これにより、カンタツおよび同社子会社でシャープの特定子会社である平湖康達智精密技術有限公司(中国浙江省)の異動が生じる。シャープは、電気通信機器・電気機器及び電子応用機器全般並びに電子部品の製造・販売等を行っている。カンタツおよび平湖康達智精密技術有限公司は、

この記事に関連するタグ

「子会社・株式譲渡」に関連するコラム

関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

広報室だより
関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

2022年11月下旬に大阪市内で開催された関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip2022」(主催:株式会社ニューズピックス)で、株式会社日本M&Aセンターの渡部恒郎がトークセッションに登壇しました。当日の模様を紹介します。(写真左から)株式会社日本M&Aセンター取締役渡部恒郎氏、株式会社スマートメディア代表取締役成井五久実氏、株式会社USEN-NEXTHOLDINGS執行役員/事業

【2025年版】会社売却の教科書!初心者向けに流れやメリット、事例を紹介

M&A全般
【2025年版】会社売却の教科書!初心者向けに流れやメリット、事例を紹介

会社売却とは、会社の経営権や事業を第三者に売却し、対価を受け取るプロセスを指します。近年は、後継者問題の解決や企業の成長促進を主な目的として、中小企業の会社売却が増加傾向にあります。現在様々な問題に直面している経営者はもちろん、そうでない方も、会社売却の手続きや税制、メリットなどについて知っておくことで、より柔軟な経営判断ができるようになります。本記事では、企業売却の流れや税金に関する基礎知識のほ

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と敵対的買収があり、前者は経営陣との合意を経

会社を売りたい。会社を売る際に知っておきたいポイントを解説

事業承継
会社を売りたい。会社を売る際に知っておきたいポイントを解説

事業を継いでくれる後継者が見つからない場合、残される選択肢は廃業、そして会社の売却です。本記事では、会社を売る際に知っておきたいポイントについて解説します。この記事のポイント2025年には70歳以上の経営者が245万社に達し、約127万社が後継者不在。M&Aによる会社の譲渡が成長加速の選択肢として注目されている。会社を売る主なメリットは存続、経営者の負担軽減、廃業コスト削減が挙げられる。一方で条件

株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、その特徴から中小企業のM&Aで多く用いられるスキームです。本記事では、株式譲渡の概要、メリットやデメリット、手続き、税金について解説します。株式譲渡とは株式譲渡とは、譲渡企業の株主が保有する株式を他社に売却し、会社の経営権を引き継ぐ手法です。株主は比較的簡便な手続きで対価を受け取ることができ、譲渡企業の法人格は引き続き存続します。譲渡後は、株主構成が変わるだけでなく、会社への影響も比較

社長交代の流れ、必要な手続きを解説

M&A全般
社長交代の流れ、必要な手続きを解説

企業にとって、社長の交代は、経営方針や企業の未来に大きな影響を及ぼす極めて重要なプロセスです。本記事では、代表取締役社長が交代するタイミング、必要な手続きについて概要をご紹介します。※本記事では、「社長=代表取締役」という前提で、社長交代が必要となるケースについて解説します。社長交代のタイミングとは?社長交代のタイミングは企業ごとに異なりますが、一般的には、社長の年齢や健康状態がきっかけとなるケー

「子会社・株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2020年8月
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード