横浜FC親会社のONODERA GROUP、ポルトガル2部リーグのUDオリヴェイレンセの経営権を取得
横浜FCを擁するONODERA GROUP(東京都千代田区)は、サッカーポルトガル2部リーグに所属するUDオリヴェイレンセ(ポルトガル アヴェイロ県)の株式を過半数取得した。
オリヴェイレンセが横浜FCと共にONODERA GROUP傘下となる。
Jリーグクラブと欧州サッカークラブの経営権を持つ企業は史上初。
ONODERA GROUPは、食・人財・健康・エンターテインメントに関わる分野で多岐にわたる事業を展開している。
オリヴェイレンセは今年創立100周年を迎えるクラブ。2011-12年シーズンにはタッサ・デ・ポルトガル(日本の天皇杯に相当)でベスト4に進出している。
ユースカテゴリーの育成環境の他、サッカー以外にもバスケットボールやローラーホッケー部門などを有する総合型地域スポーツクラブ。
ONODERA GROUPは今後、横浜FCとオリヴェイレンセの連携を通じ、選手・スタッフの育成強化を図る。日本の若手選手にとって欧州挑戦の第一歩となることに加え、ポルトガルでプレーする選手にとっても日本でプレーする窓口となるよう、オリヴェイレンセを主軸とした育成・スカウティングを進めていく。
さらに、現在人工芝のオリヴェイレンセ練習拠点に天然芝ピッチのトレーニングセンターを新設するなど、現地の練習環境も改善し、1部リーグ昇格を目指し、双方にとって持続的発展につながる関係を目指していく。