日本郵船、三菱鉱石輸送を完全子会社化へ
日本郵船株式会社(9101)は、三菱鉱石輸送株式会社(東京都千代田区)の全株式を、三菱商事株式会社、東京海上日動火災保険株式会社、三菱重工業株式会社から取得し、完全子会社化する。
日本郵船は、日本の大手海運会社。定期船・航空運送・物流を行うライナー&ロジスティクス事業や、不定期専用船・不動産などの事業を行っている。
三菱鉱石輸送は、日本郵船が40.28%の持分を保有し、三菱商事・東京海上日動・三菱重工業との出資による合弁会社。
船舶管理業・船主業を主な業務としている。
日本郵船は本件M&Aにおいて、船舶管理ノウハウと船主業における知見を持つ三菱鉱石輸送の完全子会社化により、脱炭素化に向けた次世代燃料船導入などの課題に向け、グループ一体となって船舶管理体制を強化する。
併せて、ドライバルク事業にてシナジーを創出し、機動的かつ付加価値の高い事業展開を進める狙い。