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ENEOSホールディングス子会社のJX金属、チリ鉱山権益を丸紅に譲渡

更新日:

ENEOSホールディングス株式会社(5020)子会社のJX金属株式会社(東京都港区、以下「JX金属」)は、JX金属が67.8%の株式を保有するパンパシフィック・カッパー株式会社(東京都港区、以下「PPC」)の株式20%およびJX金属が間接的に15.79%の株式を保有するチリのロス・ペランブレス鉱山権益の3.27%の譲渡について、丸紅株式会社(8002)と合意した。

PPCは、銅精鉱の購入、電気銅、硫酸、貴金属、その他銅製錬副産物の製造委託及び販売を行う。

JX金属は今回の取引を通して丸紅とのパートナーシップをより強固なものとし、同社のネットワークを活用した販売先の拡充、原料調達におけるレジリエンス強化など、様々なシナジーが期待でき、ベース事業のさらなる競争力強化を図ることができると考える。

なお、今回の取引に伴い、PPCが連結子会社から持分法適用会社となる見込み。

これにより、JX金属が成長戦略のコアと位置付けるフォーカス事業の連結売上高構成割合は大幅に増加し、連結売上高営業利益率が大きく上昇する。加えて、連結有利子負債が大幅に減少することで、グループの収益性・財務体質が大きく改善する。

・今後の予定
株式譲渡実行日  2024年3月

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