太平洋セメント、中国子会社の大連小野田水泥を吉林省鵬霖実業に譲渡
太平洋セメント株式会社(5233)は、連結子会社である大連小野田水泥有限公司(中国遼寧省)の全持分を吉林省鵬霖実業(集団)有限公司(中華吉林省)に譲渡することを決定した。なお、本件持分譲渡後、大連小野田水泥は、太平洋セメントの連結子会社から除外される。
大連小野田水泥は、セメントの製造販売を行っている。
吉林省鵬霖実業は、投資事業を行っている。
背景・目的
太平洋セメントの連結子会社である大連小野田水泥は、2022年10月25日付「中国連結子会社の事業停止に関するお知らせ」で公表した通り、2022年12月に中国遼寧省大連市におけるセメント製造販売事業を停止した。
太平洋セメントは、大連小野田水泥の解散・清算に向けて撤退業務を進めてきたが、吉林省鵬霖実業より太平洋セメントが保有する全持分の取得に関する提案があり、提案内容の検討を進めてきた。
本件持分譲渡により、成長が期待できる投資案件や投資地域への投資原資として回収することが、太平洋セメントグループの企業価値向上にとって望ましい方策と判断した。
持分の状況
異動前の持分割合 | 84.83% |
譲渡割合 | 84.83% |
譲渡価額 | 守秘義務履行のため、非開示 |
異動後の持分割合 | 0.00% |
日程
持分譲渡実行日:2025年1月中 (予定)